| タイトル：スペーシャリスト会報 Vol.115 | 発行日時：2016年7月24日17時14分56秒 |
| ┏ Magazine from Spatialist Club ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 2016年7月24日 ◇ スペーシャリスト メールマガジン ◇ vol.115 発行元：スペーシャリストMM事務局 http://www.capnet.jp/spatial/ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ INDEX ： ＊ニュース・ラウンジ（住田英二） ＊企画委員会・各支部活動報告（白川文夫、東山幸平） ＊リレーエッセイ＜空間連携＞（菊地隆） ＊新会員のコーナー（野瀬和仁、大月庄治） ＊空間情報関連便利グッズ/書籍の紹介等（住田英二、秋山幸秀） ＊測量協会からのお知らせ（小林俊雄） ============================================================================ ■ニュース・ラウンジ 7月に入り猛暑が続くようになりました。いかがお過ごしでしょうか。 先月(6月)はSPの会関連行事が2件ありました。ひとつは第2回「測量・地理空間情報イ ノベーション大会」、もうひとつは「空間情報総括監理技術者試験」への受験応募です。 6月14-15日の2日間、東京大学伊藤国際学術研究センターにて第2回「測量・地理空間情 報イノベーション大会」が開催されました。2日間で約1,600名（延べ人数、全国支部会場 含む）の来場をいただき、昨年の第1回大会の2.3倍となりました。今回は新ビジネスや新 技術だけではなく、技術を生かす様々なスキル、人材育成、業界外部からみたあるべき姿 など、これからの測量界をどう考えるべきなのか？といったテーマにも取り組み始めまし た。本大会は、SPの会の皆様方にも多々ご協力いただき、大変ありがとうございました。 「測量・地理空間情報イノベーション大会」は、来年度以降も充実を図りながら継続して 開催する予定です。 今年も12回目となる空間情報総括監理技術者試験が実施されます。6月末で応募を締め 切り、今年は87名の応募がありました。昨年までの合格者は276名ですので、今年度に300 人に達する可能性があります。毎年合格者が25人ずつ輩出され、12年間で300人に到達す る計算です。この間、我々SPの会は執筆活動、メルマガ発行活動、地域での支部活動、講 演活動、資格要件への登録推進活動など、多様な活動を展開し、測量・地理空間情報に関 する高度な技術者集団として、世間の認知が得られてきたと思います。当初は首都圏の航 測大手企業所属メンバーが殆どでしたが、今では中小規模企業所属の方、異業種所属の方 など増加しつつあり、首都圏にとどまらず全国各地に所在するに至り、幅広い構成メンバ ーとなりました。 さて、ここからが本題です。測量界においては、実働測量士は約5万人といわれていま す。しかし、そのピークは40-50代に集中していて、放置すると10年後には中堅測量士が 圧倒的に不足し、高齢測量士がいつまでも現役で活躍することになります。測量士の問題 だけではありませんが、若手技術者の育成が極めて重要課題であります。本来的には各企 業や団体の所掌範囲であると思いますが、業界横断的な課題でもあるのではないかと考え ています。こうした意味で私見ではありますが、SPの会がこれまでの様々な活動の蓄積と 多くのメンバーの知恵を生かすことで、この課題にうまく取り組めるのではないか（どう 取り組むかは別として）・・と考えていたりします。どう対応できるのか、これからの話 ではありますが、どこかで対応しなければならない事と考えています。 引き続き、よろしくお願い致します。 （住田英二：日本測量協会） ＜編集よりお知らせ＞ 8月号の担当は、林義政さんです。 ■企画委員会・各支部活動報告（一部省略）（敬称略） ◇「スペーシャリストの会」中部支部第38回会議 議事録 日 時：平成28年6月28日(火) 15:30〜17:30 場 所：(株)パスコ 会議室 出席者：外山、近藤、松永、廣瀬、白川、黒岩、佐々木 欠席者：早川、筒井、柴田、渡邊、大塚、小川、前田、松岡、片桐、内海、鈴木、坂口 湯川、鵜飼、宮坂、安藤、小野、橋爪、崎山、岡本、横井、宮下、石野(事務 局) 議事項目 1.検討項目 (1)平成28年度10月28日(金)開催の講習会内容の検討 �々峪佞砲弔い� ・大学の先生＋民間（SPの会等）の2名を予定する。 ＜大学＞ ・中部大学 福井先生（早川氏より） ＜民間＞ ・村木広和氏 国際航業(株)技術本部地理空間基盤技術部 UAV関連 （石野事務局長より） ・西川 晃氏 福井コンピューター(株) マーキュリー事業部 測量ソフト開発責任者 （安藤氏より） ※UAVからi-Constructionの流れで話が繋がると、テーマとして興味があるものになる。 ��講演内容について ・今後、関係者より講師に講演の依頼と内容について確認いただく。 ��場所について ・未 定 (2)次回のセミナー内容や気になるテーマなど ・UAV関連 ・ソクジョの会 ・ALB計測技術 ・空間解析ソフトなど 2.今後の予定 (1)定例会議時の発表者と書記について �‖�39回定例会議 ・日時：平成28年8月19日(金) ・場所：玉野総合コンサルタント(株) ・発表者：橋爪氏 ・書記：橋爪氏 ��第40回定例会議（Ｇ空間ほっとイブニングセミナーの前に開催） ・日時：平成28年10月28日(金) ・場所：日本測量協会 中部支社 ・発表者：白川氏 ・書記：黒岩氏 �Ｂ�41回定例会議 ・日時：平成28年12月 ・場所：ヤフー(株) ・発表者：黒岩氏 ・書記：崎山氏 �ぢ�42回定例会議 ・日時：平成29年2月 ・場所：（未定） ・発表者：崎山氏 ・書記：横井氏 3.勉強会の発表 ・発表者：外山氏 ・題目：実機ヘリによる災害対応事例 （白川文夫：アジア航測） ◇「スペーシャリストの会」関西支部第32回会議 議事録 日 時：平成28年6月17日(金) 15:00〜17:00 場 所：(株)パスコ 大会議室 出席者：内田、岩切、西村(芳)、藤井、井畑、船田、村田、堀、千田、西岡、尾崎 東山、芝、川上、西村(修)、常松、本田、末国、岡崎(事務局) 欠席者：森田、田中、平田、河野、大久保、辻、堀川、名草、田丸、永田、小澤、西川 中西、下鳴、三輪、加賀谷、野瀬、大月 オブザーバー：神原、森本、來山、坂田、河野、下境、岡本、高本、相原、近藤、年楳 議事項目 1.新規会員の紹介 ・新規会員（以下3名）の自己紹介が行われた。 (株)環境総合テクノス：末国氏、(株)エイテック：常松氏、(株)パスコ：本田氏 2．報告確認事項 (1)前回議事録の確認 ・藤井支部長から前回の議事の内容について報告があった。 (2)中四国メンバーと関西支部との関係 ・中四国メンバーは、これまで通り関西支部のオブザーバーとして残る。 ・中四国支部長に、復権調査設計(株)の北川氏が就任された。 ・中四国支部の神原氏・森本氏は、関西支部の会員からオブザーバーに移行する。 (3)平成28年度技術士一次試験対策講座実施結果の報告 ・技術士一次試験対策講座は、6月4日に(株)アスコ大東(本社)にて例年通り実施された。 ・例年よりも受講者数が少なく、次年度以降の継続が危惧される。(参加者6名) ・受講者数は少ないものの、受講者のモチベーションは非常に高かったので継続できるよ う努めるべきである。今後10名の参加を目標としたい。 (4)「スペーシャリストの会」企画委員会(5月)の報告 ・藤井支部長から「スペーシャリストの会」企画委員会(5月)の議事について報告があっ た。 (5)第8回・第9回スペース・サロン＠Kansaiの開催(案)について ・第8回スペース・サロンは、8月17日(株)かんこうにて実施が決定。 テーマ：「建設生産システムの高度化・効率化に向けての取組み」 講師：(株)パスコ 五十嵐善一氏 ・第9回スペース・サロンは、12月14日に朝日航洋(株)にて実施が決定。 テーマ：「拡張現実感とGIS」 講師：奈良先端科学技術大学院大学 加藤博一教授 (6)「スペーシャリストの会」関西支部第1回HP製作検討会義報告 ・千田氏から5月17日に国際航業(株)にて行われた「SPの会関西支部ホームページ製作・ 検討会議」の協議内容の報告があった。 （検討会議の参加者は、藤井支部長、千田氏、東山氏、川上氏の4名） ・検討会議参加者各自が後日、「Jindo(無償のホームページ作成ツール)」を使用してプ ロトタイプ・コンテンツを更新することとした。 3．討議事項 (1)関西支部ホームページの更新方策について ・配布資料に示す検討結果を受けて本日、課題事項を諮ったところ、ホームページは当面 外部に対する発信と位置づけることに決定した。また、「関西らしさの表現ツール」と して、位置づける。 ・SPの会内部でのホームページの運用は、将来に検討を持ち越すこととした。スモールス タートとする。 ・プロトタイプは「Jindo(無償のホームページ作成ツール)」で作成しており、その採用 については前向きに検討する。 ・運用面・セキュリティ面の課題については、次回討議することとした。 (2)関西支部検討部会の立ち上げについて ・関西支部の会員数は、3年後50名を超える見込みである。 ・関西支部の中に研究会・啓発普及研究会の立ち上げについて討議した。 ・幹事会で検討部会の内容について整理して、定例会議に討議できるようにしておく。 ・次回10月定例会の中で検討部会のあり方について検討する。 4.第22回勉強会 ・テーマ：空間情報技術を利活用したインフラ施設管理 ・講師：アジア航測(株) 尾崎祥太郎氏 5.次回予定 ・平成28年8月17日(水)15：00〜17：00 (株)かんこう ・定例会議；第8回スペース・サロン＠kansai ・議事録作成担当：小澤氏 （東山幸平：パスコ） ■リレーエッセイ＜空間連携＞ パスコの向平さんからバトンを受け取りましたパスコの菊地です。 向平さんの話はランニングでしたが、私は走るのが苦手ですので、自転車の方が趣味 です。風を切って走るというより、腹をへこませるため心拍数を上げずに長時間乗るよう にしています。今は通勤に約60km離れた石巻に通っておりますので、中々乗る機会も減っ てしまい30分も走ると足は大丈夫ですが、お尻が耐えられなくなってしまいます。 私の家の近くに、昨年末に開業した仙台市地下鉄東西線の日本一標高の高い地下鉄駅で ある八木山動物公園駅があり、その街づくりにも地元民として参画しております。バスプ ールやパークアンドライド駐車場のほか、立派な駐輪場も建設されましたが、坂が多いの か自転車の姿がほとんど見えません。通常、朝の地下鉄駅であれば、あわただしく歩く人 と周りを見ていないような自転車が必ず居るものですが、残念ながら山のてっぺんにある 駅だと、高低差には勝てず駐輪場の利用率が上がっていないように見えます。 我が家では子供もにも電動禁止にしておりますので、これからも坂に負けずに自転車を 楽しむようにしていきます。もっとも、私が地下鉄を使うのは飲む時が多いので、帰りを 考えると歩いて行ってしまうのですが・・・。 次回は、パスコの大島正さんにバトンをお渡しします。よろしくお願いします。 （菊地隆：パスコ） ■新会員のコーナー 【執筆順番（敬称略）】 2016年 7月号 野瀬（アジア航測）、大月（アスコ） 8月号 本田（パスコ）、服部（アジア航測） 9月号 福田（シビル調査設計）、佐々木（アジア航測） 10月号 小早川（国際航業）、小澤（河川財団） 11月号 常松（エイテック）、安部（パスコ） 12月号 鈴木（朝日航洋）、三輪（かんこう） 2017年 1月号 久保（国際航業）、伊藤（国際航業） ◇コラム「Be Prepared（備えよ常に）！」 新会員として入会しましたアジア航測の野瀬と申します。 現在は、市町村の公共系GIS及び各種データ整備や営業活動に携わっています。入社以 来お客様に近いところで、受注活動や納品業務と向き合ってきた経験から、常に意識して いることがあります。それは「備えよ常に」です。これはボーイスカウトの標語です。い つなん時、いかなる場所で、いかなる事が起こった場合でも善処が出来るよう「心、技、 体の3つの備え」をしておくことです。遠い昔に短い期間スカウトであった私は、この言 葉を大事にしています。この標語は、仕事に対し取り組む姿勢に当てはまります。仕事で 重要なことは、「しっかり準備をする」ことです。準備もせず良い成果品はできず、準備 もせず新規受注はできず。新しい技術への準備もまたしかり。一方で準備を怠ると、痛い 目にあうことは、皆さんもご経験があるのではないでしょうか。 人口減少時代を迎える中、自然災害による甚大な被害や社会基盤の老朽化など、かつて ない厳しい問題に直面しており、我々は常に備えていく必要があります。そしてこの備え は、今の子供たち、つまり未来の担い手が活躍できる社会を残すことに繋がります。つま り、「未来への備え」です。幼稚園児である娘のためにも、空間情報技術を活用し明るい 未来を残すこと、これこそが私の「ミッションだ！」などと思いながら、日々ビールを飲 んでいます。飲み過ぎないように、自身の健康への備えも重要ですね。今後とも、よろし くお願いいたします。 （野瀬和仁：アジア航測） ◇コラム「写真2枚から生まれる世界」 この度、スペーシャリストの会に入会させて頂きました株式会社アスコ大東の大月と申 します。 皆さんは、空間情報の世界に入ったきっかけは、何だったでしょうか。 私は、ソフトウェア開発にてGISの開発についたのが、ひとつのきっかけです。また、 そのソフトウェア開発への興味の根源と考えれば、BASICをちまちまと入力してゲームで 遊んだのもきっかけの一つかもしれません。 初めてアナログ図化機を見た時に、写真2枚を両目でそれぞれ見ながら、両手両足にて 図化をしていくという職人技に驚愕しました。その驚愕と同時に、「こんなこと昔してた な」と思い出したのが、小学生時代にハマった立体視・ステレオグラムの本のことでした。 どうしても見れるようになりたくて、一ヶ月間見続けました。初めて見えた時は、鳥肌 が立ちました。ランダムにしか見えない模様をわざと視点をずらすと、立体にものが浮き 上がるというのはまるで魔法でした。また、微妙に違う写真2枚を重ねて立体にすると、 まるでそこに小さな空間・世界が生まれたと感じていました。 空間情報に関わる中で、あのような感動を誰かと共有できたらいいなと思います。 （大月庄治:アスコ大東） ■空間情報関連便利グッズ／書籍の紹介 等 ◇『地下鉄誕生』早川徳次と五島慶太の攻防 中村建治(著) 交通新聞社新書 定価800円(税別) 日本の最初の地下鉄が銀座線であることは誰もがご存知の事と思う。ちょっと鉄道に興 味のある方なら昭和2年に上野〜浅草間が開通、後に渋谷〜浅草が全通ということもご存 知であろう。明治後期〜大正期の東京中心部は、“東京市電”が縦横に張りめぐりながら も、その混雑ぶりは相当なもので、また極めて危険でもあったと主人公早川徳次が述べて いることろから本書は始まる。 銀座線は、もともと新橋を境として浅草側が早川徳次率いる東京地下鉄道株式会社、渋 谷側が五島慶太率いる東京高速鉄道株式会社の2社で事業運営され、乗客は新橋で階段昇 降を伴う乗り換えを余儀なくされていた。その後、1940年に鉄道省(当時)により2社は帝 都高速度交通営団に統合され、新橋で両社の線路が接続するに至るが、このあたりの経緯 が詳細に述べられている。 早川徳次が率いた東京地下鉄道株式会社は、帝都高速度交通営団を経て東京地下鉄株式 会社となり、五島慶太はその後の東京急行電鉄（東急電鉄）を創設した。まさに首都圏を 代表する鉄道事業者の熱き思いを知ることができる書籍である。 （住田英二：日本測量協会） ◇『家康、江戸を建てる』 門井慶喜(著) 祥伝社 定価1,800円(税別) 発行2016.2.25 1590年に徳川家康が江戸に入った当初は、上野から東側は湿地帯で旧江戸城にも入江が 深く接しており、本丸横を波が洗う状況でした。大川（隅田川）は、度々河口で洪水氾濫 を起こし、大勢の人間が住める状態ではありませんでした。そこで、利根川と旧荒川が合 流し大川として江戸湾に流れるのを防ぐため、旧荒川は入間川に合流させて荒川としまし た。また、利根川は熊谷市で常陸川上流へ接合して東へ移動させ、本流が江戸湾河口に流 入することで生ずる洪水氾濫を未然に防ぎ、かつ房総半島を迂回せず鹿島灘から利根川経 由で物資を江戸へ水運可能とさせ、さらに入植可能な土地を造成するため神田山や愛宕山 を切り崩して河口の湿地帯や入江を埋め立てました。また、人口増加に伴う上水整備には 井の頭池（当時は七井池）から水道を通して江戸の街まで運んでいます。さらに、八丁堀 などの堀は掘削したのではなく、浅瀬に石垣を通し周囲を埋め立てて往時の海を残した部 位が堀になる工事を行っていました。これは水位が確保でき水運に適した工法でした。飲 み水の送水としての水道工事は、高いところから低いところへ流すため埋設式の高度な測 量がなされており、途中の谷地形である外堀では位置エネルギーの高さの保持と濁り水と 混ざらせない工夫として水道橋で交差させるなどの大工事を施工し、世界一の人口を有す る大都市にまで成長させていったことがわかります。「16世紀頃の空間情報技術による都 市計画とは、こういうものであった」という事がわかる一冊です。 （秋山幸秀:朝日航洋） ＜編集よりお知らせ＞ 8月号の担当は、瀬戸島政博さんです。 ■日本測量協会からのお知らせ ◇転職・退職・死亡等により、氏名・所属・連絡先（メールアドレス）の変更が生じたSP の会会員の方へ。 変更後の内容を、ご本人または関係者の方から日本測量協会にお知らせください。 SPの会MM誌の配信やお知らせ等の連絡に支障が出ないよう、お願いいたします。 届け出様式は、以下の場所にあります。 http://www.jsurvey.jp/gissv/youshiki.htm 様式2 空間情報総括監理技術者 登録事項変更届出 メールやFAX、または郵送でお知らせください。 連絡先は、以下の通りです。 メール：geoinfor@jsurvey.jp FAX : 03-5684-3366 〒113-0001 東京都文京区白山1-33-18 白山NTビル 公益社団法人日本測量協会 測量継続教育センター 測量技術教育部 宛 ◇公開講座 「国家と測量 −第1回近代測量の黎明と明治期の測量機関−」 日時：平成28年7月19日(火)開催 16：00〜 講師：星埜 由尚 （元国土地理院長 元(公社)日本測量協会 副会長） 詳しくは、http://www.jsurvey.jp/open280719.pdf ◇イブニングセミナ―「多目的ドローンの紹介と数々の事例 −国産UAVの実力とは−」 日時：平成28年9月26日(月)開催 16：00〜 講師：冨井 隆春 （(株)アミューズワンセルフ 技術担当） 近々、HPに掲載します。 ◇重要なお知らせ 【空間情報総括監理技術者の認定登録更新】時には、所定の測量CPDポイントが必要にな ります。 《更新条件》 ☆平成22〜23年度までの認定登録者は、25ポイント/5年間 ☆平成24年度以降の認定登録者及び第1回更新済みの認定登録者は、40ポイント/5年間 認定資格者の更新対象年度には、日本測量協会から案内をお送りします。また、測量 CPDポイントが更新時に基準に満たない場合には、ポイントが基準に達する年度まで更新 はできません。当協会から発行される認定技術者名簿にも、その間は未掲載となります。 ※平成22年度認定登録者は、平成27年10月登録更新(第1回更新)・25ポイント/5年 ※平成17年度認定登録者は、平成27年10月登録更新(第2回更新)・40ポイント/5年 ◇空間情報技術事例報告集の報告文募集 ☆応募締め切り：随時（投稿報告文が到着次第、速やかに査読） ☆掲載可となれば、日本測量協会ホームページ上の［測量情報館］に掲載。 技術事例報告集では、新規性や独創性という視点とは別に、(1)創意工夫性（何らかの 創意工夫による業務改善への貢献など）(2)実用性（実務への応用性や実際に業務等に適 用していく際の実用性など）(3)信頼性（技術事例報告の内容やその結果に対して、信頼 性や実証性など）(4)今後の展開性（空間情報技術領域の中で、他技術領域への新たな展 開や応用の可能性、他技術との融合性や融合利用の可能性などを含めて今後の展開性）と いう視点から査読し、技術事例報告として採用致します。奮って、投稿ください。 詳しくは、http://www.jsurvey.jp/kuukanhoukoku.pdf ■刊行案内 *** おすすめの一冊 ***（※会員は10％割引でご購入いただけます） ☆公共測量成果検定における指摘事項事例集 ☆「測量系技術者のための技術文章分析のコツ」平成27年6月6日刊行 詳しくは、http://www.jsurvey.jp/2.htm （小林俊雄：日本測量協会） ■編集後記 今月号は、「空間情報関連便利グッズ／書籍の紹介」のコーナーに秋山幸秀さんから “今年2月に出版された書籍を早目に紹介したい”とのことで投稿がありました。 ところで今年は、この冬の異例ともいえる暖冬による雪不足と5月以降の少雨により、 ここ関東地方ではかってない水不足になっています。梅雨明けも近いのに、1都5県の8割 をカバーしている利根川水系のダムの貯水率は、この25年間で最低と言われています。 九州・中国地方では、水害が出るほど雨が降っているのに、梅雨前線が南に下がって中 々北に上がってきません。例年なら、7月20日前後の梅雨末期に梅雨前線が北上して関東 地方は豪雨に見舞われることが多いのですが、今年は一体どうなるのか・・・。 ここ一週間の天気が、大変気になるところです。 （編集委員長：福田） ──────────────────────────────────────── All Rights Reserved, COPYRIGHT(c) Spatialist Club このメールマガジンを紹介したい方は各自の責任で転送しても結構です。 ──────────────────────────────────────── |
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