| タイトル：スペーシャリスト会報 Vol.119 | 発行日時：2016年11月14日21時44分44秒 |
| ┏ Magazine from Spatialist Club ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 2016年11月14日 ◇ スペーシャリスト メールマガジン ◇ vol.119 発行元：スペーシャリストMM事務局 http://www.capnet.jp/spatial/ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ INDEX ： ＊ニュース・ラウンジ（鈴木浩二） ＊企画委員会・各支部活動報告（石森 伸、小川孝之、西村芳夫、來山尚義） ＊リレーエッセイ＜空間連携＞（古川 力） ＊新会員のコーナー（常松興樹、安部清貴） ＊空間情報関連便利グッズ/書籍の紹介等（鈴木浩二） ＊測量協会からのお知らせ（小林俊雄） ============================================================================ ■ニュース・ラウンジ 本投稿の提出間際、2016年11月8日にアメリカ大統領選挙が行われた。 第45代アメリカ合衆国大統領は、世論調査の結果を覆し共和党のトランプ氏が勝利しまし た。アメリカ初の女性大統領誕生が順当だろうと思われていた方も多いのではないでしょ うか。 隣国の韓国では、韓国史上初の女性大統領である朴大統領の周辺が騒がしい状況ですが 、朴大統領の任期は2018年までですので、クリントン氏が勝利していたなら日米韓の首脳 会談は女性対男性＝２：１となり、安倍首相がどう振る舞うのか見たかったような気もし ます。もちろん安倍内閣が、そこまで続いているかは何とも言えませんが。 アメリカの選挙戦では、今回もテレビ討論が放映され激論が交わされましたが、何とな く批判合戦になってしまったようで、少し残念な気がしました。もちろん、その部分を面 白おかしく報道しているメディアの影響もあると思いますが。 今回の選挙戦では、討論会でのお互いの批判ばかりが脚光を浴びすぎて、双方の印象が悪 くなってしまったように思います。本来、政策面において「より良い国家を築くためにど ちらの政策を選ぶべきなのか」を見極める場であるべきです。隣国（アメリカも隣なので ）の話ですし、どうでも良いのかも知れませんが、国を代表する人を選ぶため討論として は如何なものかと思いながら、自分にもう少し英語力があれば等の葛藤も感じつつテレビ の解説を聞いていました。とは言え、日本のような無味無臭の選挙戦に比べ、明確な争い が目に見えて白熱する議論はやはりお国柄の違いなのでしょう。メジャーリーグ等の面白 さに通じるものを感じてしまいます。 開票が進むなか、トランプ氏の得票に反比例して日経平均株価は下がり続け、当選が確 実になった時点で1,000円以上の値下がりとなりました（翌日には急反発し今年最大の上 げ幅を記録しています）。「アメリカがくしゃみをすると日本が風邪をひく」では無いで すが、トランプ氏の動向に日本の投資家が着目している証拠でしょう。新大統領の就任式 は2017年1月20日、就任式の演説では何を語るのでしょうか？ 我々の業界とは少し異質の話題になってしまいましたが、大統領選における有権者への アピールの場である討論会は、発注者へ提案をアピールするプレゼンテーション（ヒアリ ング）に通じるように感じました（もちろん、我々の提案等では、このような批判合戦は 起こりませんが）。 「より良いものは何か」を提案し切磋琢磨することで、業界全体の技術力や商品の価値 は高まります。発注者が選択する際に、「どれも甲乙つけがたい」という良好な商品を各 社が提供し続けられるように努力する必要があると思います。発注者に選んでもらうため には、より高い技術を提供できる企業力に加え、アピールできる話術も重要でしょう。大 統領の討論会までは行きませんが、熱心なプレゼンテーションは僅差の技術力を覆すこと も良くあります。 （鈴木 浩二：中日本航空） ＜編集よりお知らせ＞ 11月号の担当は、早川和夫さんです。 ■企画委員会・各支部活動報告（一部省略）（敬称略） ◇東北支部の活動報告 現在時点では、11月22日のイブニングセミナーのWeb中継聴講、次年度計画の意見再収集 予定は日程未定という計画です。 （石森 伸 東北支部長：国際航業） ◇中部支部の活動報告 第40回 中部空間情報総括監理技術者の会 議事録 □開催日時：平成28年10月28日(金) 14：00〜15：00 □開催場所：中統奨学館ビル 「CHUTOホール」 ４階会議室 □出席者：□早川和夫(テイコク)、□外山康彦(中日本航空) 、□筒井胤雄(パスコ) □柴 田拓(中日本航空)、■渡邊裕三(パスコ)、□大塚啓一(フジヤマ) 、 ■小川孝之(大興計 測技術)、□前田修(小山町)、■近藤泰徳(玉野総合Ｃ)、 □松岡滋冶(中日本航空) 、□ 片桐雅一(中日本航空)、□内海巌(パスコ)、 □鈴木浩二(中日本航空)、■松永善晴(大 日Ｃ)、■坂口宏(アジア航測)、 □湯川典子(アジア航測)、■鵜飼尚弘(ジェノバ)、■宮 坂聡(中日本航空)、 □廣瀬典和（ヤフー）、□安藤港増（CSG コンサル）、■小野貴稔 (中日本航空)、 □橋爪信昭(フジヤマ)、■白川文夫（アジア航測）、■黒岩剛史（玉野 総合Ｃ）、■崎山英杉（パスコ）、■佐々木康博（パスコ）、□岡本芳樹（パスコ）、 □横井勇（日本海航測）、■宮下大明(中日本航空) ■１2名出席 □１７名欠席 合計 29 名 □日本測量協会：□石野事務局長、 書記 黒岩 剛史 □検討協議事項： １．検討項目 (1) 測量協会中部支部主催の講習会について （各委員の提案内容） （案１） �� 内 容：点群の取得〜段彩図の作成まで �� 対 象：陸地と水底の計測に興味 がある方 �� 時 間：6時間＜午前実習（陸班と水班に分かれる）＋午後講義＋夕方演習 （VBAなど利用）＞ �� 講 師：未定 �� その他：体験＋座学を組み合わせる方式で実施する ＜その他意見＞ ・得意な各分野の発表6名程度発表、1時間ごとの発表→得意な分野や最 新の動向はかぶる可能性がある ・琵琶湖の下の史跡調査 ・座学＋現場（ブラタモリみた いな地域発見的な企画）→学問的な知見が加わるとよい ・座学だけでは時間がつぶせな い→UAVの実演+データ処理の演習（その中で座学を織り込む） ・各社の１、２年生の育 成プログラムの紹介 ・エクセルVBAの講習会（TSと連携） ・ベンダーの技術を踏まえた CIM技術の紹介＜対象について＞ ・ナローマルチビームは名古屋では需要がない可能性 がある ・開催場所は名古屋の方が集まるが、岐阜県や三重県でもよい ＜時間（日程）について＞ ・開催時期は未定 ・平日か休日かで参加者が変わる ・座学 だけでは時間がつぶせない ＜今後のスケジュール＞ ・12月に追加意見を含めて確定する ２．報告事項 (1) 平成29年度4月開催の第6回G空間ほっとセミナーについて �� 講 師 ・福井弘道 氏 中部大学 ・推薦を募集 �� 講演内容： ・福井 弘道 氏 「 未定 」 �� 場 所：中統奨学館ビル ４階 3．今後の予定 (1) 定例会議時の発表者と書記について �� 第41回定例会議 日 時：平 成28年12月 日 場 所：株式会社ヤフー 発表者：黒岩さん 書 記：崎山さん �� 第42回定例会議 日 時：平成29年 2月 日 場 所：（未定） 発表者：崎山さん 書 記：横井さん □ 勉強会の発表 １.発表者：白川さん 題目：「少子高齢化と公共施設＋昭和の測量」 以上 （小川孝之 中部支部長：大興計測技術） ◇関西支部の活動報告 ☆「スペーシャリストの会」関西支部 第３回総会 議事録 ■日時：平成28年11月2日（水）15:00〜15:30 ■場所：（株）アスコ大東 会議室 ■出席者：内田、岩切、西村（芳）、藤井、井畑、河野、船田、永田、堀、西岡、東山、 川上、下鳴、加賀谷、大月、太井、中島、南口、横田、吉田、川村、今西、岡崎（事務局） ■欠席者：森田、田中、平田、村田、大久保、辻、堀川、名草、田丸、小澤、西川、千田 、尾崎、中西、芝、西村（修）、三輪、野瀬、常松、末国、本田、中津、早川、遠藤、 黒澤、中澤 オブザーバ：神原、森本、來山、坂田、河野、下境、岡本、高本、相原、近藤、年楳、 最相、内川 ■議事録作成者：下鳴（アスコ大東） ■議事項目 １．総会の開催 ・出席者23人、委任状11通、定数48名中６割の参加が確認され、総会が成立した。 ・藤井支部長より、今年度の合格者が関西より12名（合格者全体の過半数）あり、今後の 当会の活動がより重要となることが説明された。 ２．平成27年度活動報告 ・藤井支部長が、資料-2に基づき平成27年度の活動について報告した。 ３．役員改選 ・藤井支部長より、会則第5条により互選で選定することが提案されたが、互選案なしの ため、以下に示す幹事会案が提示された。 ◯支 部 長：西村氏（�螢▲好蛎臈譟� ◯副支部長：井畑氏（�螢僖好魁法∪床�氏（国際航業�蝓� ◯幹 事：藤井氏（�蠅�んこう）、内田氏（アジア航測�蝓法� 千田氏（国際航業�蝓法∨抻瓠閉�日航洋�蝓法�河野氏（�螢僖好魁� ・上記８名の新役員が、全会一致で承認された。 ４．平成28年度関西支部活動方針（案） ・西村新支部長より、資料-3に基づき、活動方針が説明され、会員増と合格者のスキルの 活用と向上が重要であること。また、運営方針として� Щ臆辰靴笋垢げ颪留娠帖´◆�魅 力ある会の運営を軸とすること等が示された。 ・活動方針について、全会一致で承認された。 以上 ☆「スペーシャリストの会」関西支部 第３４回会議 議事録 ■日時：平成28年11月2日（水）15:00〜15:30 ■場所：（株）アスコ大東 会議室 ■出席者：内田、岩切、西村（芳）、藤井、井畑、河野、船田、永田、堀、西岡、東山、 川上、下鳴、加賀谷、大月、太井、中島、黒澤、南口、横田、吉田、川村、今西、 岡崎（事務局） ■欠席者：森田、田中、平田、村田、大久保、辻、堀川、名草、田丸、小澤、西川、千田 、尾崎、中西、芝、西村（修）、三輪、野瀬、常松、末国、本田、中津、早川、遠藤、 中澤 オブザーバ：神原、森本、來山、坂田、河野、下境、岡本、高本、相原、近藤、年楳、 最相、内川 ■議事録作成者：下鳴（アスコ大東） ■議事項目 １．新役員の紹介 ・西村支部長が、副支部長２名および幹事５名を紹介し、各自挨拶を行った。 ２．新会員の紹介 ・新会員の挨拶と共に、各自の専門分野について紹介された。 ・�螢僖好魁�太井氏（道路）、中津氏（防災）、早川氏（道路）、中島氏（下水道） �蠅�んこう：遠藤氏、黒澤氏 朝日航洋�蝓�南口氏（送電線管理）、横田氏（システム開発） �螢▲好蛎臈譟У氾鳥瓠焚漆綟察法∪鄲嫉瓠粉覯莖�発）、今西氏（道路） 西日本旅客鉄道�蝓�中澤氏（土木設計・技術開発） ・国際航業の小澤氏については、東京転勤の報告があり、所属支部の移動を確認する。 ３．前回定例会議議事録の確認 ・西村支部長が、資料-4に基づき「第33回会議」の議事内容を報告した。 ４．第7回幹事会議事録の確認 ・井畑副支部長が、資料-5に基づき「幹事会第7回会議」の議事内容を報告した。 ５．「スペーシャリストの会」9月度企画委員会の報告 ・藤井幹事が、資料-6に基づき「第6回企画委員会」の議事内容を報告した。 ・「スペーシャリストの会総会」の講演等について、支部会員を対象としたDVD視聴会を 実施する。また、配布資料については出席していない会員にメール等で配信することを 検討するが、配布方法等については西村支部長が本部へ確認する。 ６．スペースサロン@Kansaiの講師の選定について ・西村支部長が資料-7に基づきスペースサロン@Kansaiの講師の選定について説明した。 ・最新技術やタイムリーな話題提供を各社１案作成し、次回（12月）定例会議までにメー ルで事務局まで報告する。 ・開催日時と場所は次回幹事会で検討しメール等で周知する。 ７．「SPの会関西支部ホームページ開設基本計画」について ・西村支部長が、資料-8に基づき「SPの会関西支部ホームページ開設基本計画」について 説明した。 ・関西支部の紹介と活動については、現在コンテンツを作成中で、次回以降に報告する。 ・空間情報総括監理技術者試験対策については、内容が重く、部会で継続的に検討する。 井畑副支部長より、本コンテンツの内容は、協会ＨＰの掲載内容との関連もある。近年の 問題は公開すらされておらず、本部の企画委員会、測量協会との調整も必要である。問題 の公開、傾向、回答の考え方や切り口などを部会で審議する予定である。特に、ここ３年 間の合格者のヒアリング等も考慮し、部会メンバーで基本方針を検討する。公開は来年 ５月〜６月を目標とする。 ８．支部活動のあり方検討部会（仮称）の設置について ・西村支部長が、資料-9に基づき支部活動のあり方検討部会（仮称）の設置について説明 した。 ・平成21年度発足、７年程度の活動を実施してきている。会員増への対応と地域での活動 のあり方を検討し、会の衰退防止および活性化を検討する。 ・検討メンバーは藤井氏、堀氏、平田氏、岩切氏、永田氏、加賀谷氏は承諾される。芝氏 については再度確認する。2016年度の新入会員の立候補はないため、部会を進めながら 随時追加していく。 ・次回幹事会までに部会（メール等を含む）で検討し、結果を報告する。 ９．「スペーシャリストの会 特別講演会（DVD）」の開催について ・西村支部長が、資料-10に基づき「スペーシャリストの会 特別講演会（DVD）」の開催 について説明した。 ・CPD対象の協会主催イベントとして開催することとする。 ・候補日は前年度に併せ、平成29年1月24日13:30〜16:30（賀詞交歓会と同日）、CPD3ポ イント付与、会場はアスコ大東4Fの予定とする。12月初旬に一般公募できるようにスケ ジュール等調整し、最終決定すること。 ・事務局岡崎氏より、一般参加者の参加希望が増加しているため、SP会員への通知は10日 ほど優先で実施するが、満席となる可能性が高いため、早めの登録が望ましいことが通知 された。 １０．次回以降の会議日程について ・議事録作成は、第35回の予定者（尾崎氏）について、可否を確認する。 ・勉強会の担当は、他のイベント等と調整があり、第24回（中西氏）、第25回（芝氏）と する。 ・会場は、次回（12月）は朝日航洋�蝓淵好據璽好汽蹈鵑汎瓜�開催）、来年度4月は国際 航業�蠅箸垢襦� 今後の予定として、��GEOソリューションズは会議室スペースがとれないため会場の対象 とはしない。エイテック、環境テクノス等は西村支部長が確認する。 １１．第２３回勉強会 ・�螢僖好咳陛鳥瓩茲蝓◆崚貽�本大震災から５年が経過〜住宅再建に関する事業の現状と 取組みについて」について講演いただいた。 ■次回予定 開催場所：朝日航洋�� 開催日時：平成28年12月14日（水） 第35回定例会議 ：13時00分〜15時00分 第9回スペース・サロン@kansai ：15時00分〜17時00分 議事録作成担当：尾崎氏 以上 （西村芳夫 関西支部長：アスコ大東） ◇中国・四国支部の活動報告 ・活動報告 第一回講演会 日 時 平成28年7月27日（水）14:00〜17:00 主 催 スペーシャリストの会中四国支部 共 催 公益社団法人日本測量協会中国支部 後 援 一般社団法人広島県測量設計業協会 会 場 学校法人鶴学園 広島工業大学 広島校舎 参加者 66名 測量系CPD 3ポイント プログラム �．好據璽轡礇螢好箸硫饕羯郵饂拮瑤粒萋阿砲弔い� SP会中四国支部支部長 來山 尚義 �◆擺霙換岷蕁�GISを用いたエリアマーケティング −広島市内を事例に− 学校法人修道学園 広島修道大学商学部 教授 川瀬 正樹 �９馘效詫�院のUAVに関する取組について 国土交通省 国土地理院中国地方測量部 専門職 小野里 正明 �ぜ�治体における地理空間情報の利活用と弊社のGISに関する取り組みについて 株式会社荒谷建設コンサルタント 計測情報システム部 北野幸宏 �ス匐�レーザー測深による三次元地形計測技術 株式会社パスコ 中四国事業部 技術センター 近藤 弘崇 ・今後の活動 �｜詫�空間情報イブニングセミナー WEB配信（1回/年程度） ��日本測量協会中国支部活動にあわせた中四国支部活動 （來山尚義 中国・四国支部長：復建調査設計） ■リレーエッセイ＜空間連携＞ パスコの南澤さんからバトンを受け取りましたパスコの古川です。 ここしばらくリレーエッセイは「運動」にまつわる話題が続いておりますが、運動の目 的の一つでもある「健康」をテーマにしたいと思います。 毎年皆さんが受診されている健康診断において、例えば「メタボ」の計測は、腹囲のメ ジャー計測が現在主流だと思います。しかし空間情報的な視点からか考えると、将来的に は安全性を確保した上で全方位スキャン等による全身体型の3Dモデル化で測定する方法が 考えられます。実用化されれば、モデルの時間軸での比較により、視覚的にも客観的にも 分かり易く効率的な仕組みができ、なおかつ嫌な緊張感から解放されるのではと期待する 部分も少なくありません。 本質部分の改善が先決であることは言うまでもありませんが、最近は食欲の秋と健康の トレードオフに悩まされる今日この頃で、改善には程遠い状況です。 次回は「メタボ」には無関係なスリムな体型を学生時代から維持していている東日本総 合計画の谷森 秀生さんにバトンを渡します。よろしくお願いします。 （古川 力：パスコ） ■新会員のコーナー 【執筆順番（敬称略）】 2016年11月号 常松（エイテック）、安部（パスコ） 12月号 鈴木（朝日航洋）、三輪（かんこう） 2017年 1月号 久保（国際航業）、伊藤（国際航業） ◇コラム「ぼくの理想像」 昨年、スペシャリストの会に入会させて頂きましたエイテックの常松と申します。 島根県松江市から技術者をスタートし、尼崎、東京、尼崎と異動していく間に、部署も 設計から空間情報を扱うようになりました。その中で空間情報総括監理技術者を目指し、 やっとの思いで念願のスペシャリストの会に入会することができました。 スペシャリストとは高度な知識・技術・技能を有した技術者のことですが、子供の頃の 思い出が技術者（職業人）の理想となっています。 大雨の中、父が運転する車の前に大型トラックが走っており、蛇行運転をしていました。 危ないと思いつつ後ろについて走っていた父が気づきました。蛇行運転は、大雨の中で 路面に溜まった雨を歩行者に掛けないよう水たまりを避けて運転していたのでした。 私は、運搬の仕事をしつつ周りへの配慮もできるトラックの運ちゃんみたいな大人に なりたいと思い続けて現在に至ります。 分野は違いますが、空間情報技術のスペシャリストとして日々精進していきたいと思い ます。名前も知らないあのトラックの運ちゃんのように。 よろしくお願いいたします。 （常松興樹：エイテック） ◇コラム「空間情報との出会い」 この度、新会員として入会しました株式会社パスコの安部と申します。 私は入社して20年経ちますが、その間のほとんどを土地区画整理事業に関する業務に携 わってきました。勤務地も仙台、横浜、広島、越谷、盛岡、仙台と同年代に比べると様々 な場所で経験を積ませてもらったと思います。 その中である自治体様より仮換地証明を発行するシステムを作りたいとの相談を頂き、 その時に初めてＧＩＳなるものを触ったのが空間情報との出会いと言えるでしょうか。 お客様に操作説明する為に自分が使い慣れないＧＩＳを一生懸命覚えた記憶が懐かしく 思い出されます。 今でこそスマホ等をはじめ、身近で空間情報技術を扱える環境が増えてきてますね。 最近はＵＡＶに興味がありますが中々触れる機会がないのが残念です。自分が担当する地 区の施行前、施行中、施行後と撮影をし、震災アーカイブ等と同様、通常の区画整理地区 においてもそのような取り組みを行い事業終了後も事業記念誌とは別に昔を偲んで頂くよ うな空間情報サービスを提供出来たら良いかな等と考えております。 それでは、今後ともどうぞ宜しくお願い致します。 （安部清貴：パスコ） ■空間情報関連便利グッズ／書籍の紹介 等 ◇日本人はどこから来たのか？ 海部陽介著 文藝春秋（定価：本体1300円+税） 人類史に関するもので測量とはほとんど関係ない書籍です。息抜きに読んでみました。 アフリカを起源とする人類がたどってきたルートを、ＤＮＡや炭素年代測定を根拠に推 定している。ある意味、科学技術の発展により詳細な道筋が見えてきたと言える。既存の 研究論文等をベースにまとめられているのか、ところどころに推定の基準となる数値が協 調されているのが分かる。数万年前に発生した数千年にわたる人類の移動を紐解いており 、何となくどんな仮定に基づいても説明できるような不思議な印象を受けました。 本書では、移動のルートを大きな流れで推定していますが、氷河期の地形や河川はどう なっていたのか？標高における気候等、本当にそこを通るのか？地形的な観点から考えて しまうのは職業病でしょうか。 最後に、P.92に体型に関する法則があります。私はエスキモー系です。 （鈴木浩二：中日本航空） ＜編集よりお知らせ＞ 12月号の担当は、大山容一さんです。 ■日本測量協会からのお知らせ ◇スペーシャリストの会新メンバーのご紹介 11月1日現在、20名の方に入会いただきました。 残り1名の方にもぜひ入会いただきたく思っております。 ご協力をお願いいたします。 黒澤 章太郎 （株）かんこう 横田 宏行 朝日航洋（株） 南口 洋國 朝日航洋（株） 最相 知也 （株）パスコ 太井 史朗 （株）パスコ 滝沢 巌 （株）ナカノアイシステム 吉田 惠勝 （株）アスコ大東 遠藤 浩二 （株）かんこう 中津 好徳 （株）パスコ 清宮 奈美 （株）パスコ 早川 洋子 （株）パスコ 中島 彰男 （株）パスコ 内川 勉 （株）パスコ �睫據‐六� アジア航測（株） 今西 実 （株）アスコ大東 松下 純一 （株）パスコ 原島 克則 （株）東京地図研究社 伊藤 友和 国際航業（株） 川村 義和 （株）アスコ大東 中澤 明寛 西日本旅客鉄道（株） ◇転職・退職・死亡等により、氏名・所属・連絡先（メールアドレス）の変更が生じた ＳＰの会会員の方へ。 変更後の内容をご本人または関係者の方から日本測量協会にお知らせください。 ＳＰの会MM誌の配信やお知らせ等の連絡に支障が出ないようお願いいたします。 届け出様式は以下の場所にあります。 http://www.jsurvey.jp/gissv/youshiki.htm 様式２ 空間情報総括監理技術者 登録事項変更届出 メールまたはFAXまたは郵送でお知らせください。 連絡先は以下の通りです。 メール：geoinfor@jsurvey.jp FAX : 03-5684-3366 〒113-0001 東京都文京区白山1-33-18 白山NTビル 公益社団法人日本測量協会 測量継続教育センター 測量技術教育部 宛 ◇重要なお知らせ 【空間情報総括監理技術者の認定登録更新】時には、所定の測量CPDポイントが必要になり ます。 《更新条件》 ☆平成23年度までの認定登録者は、第1回目更新は25ポイント/5年間 ☆平成24年度以降の認定登録者及び第1回更新済みの認定登録者は、40ポイント/5年間 認定資格者の更新対象年度には、日本測量協会からご案内をお送りします。また、測量 CPDポイントが更新時に基準に満たない場合には、ポイントが基準に達する年度まで更新 はできません。当協会から発行される認定技術者名簿にも、その間は未掲載となります。 ※平成23年度認定登録者は、平成28年10月登録更新(第1回更新)・25ポイント/5年 ※平成18年度認定登録者は、平成28年10月登録更新(第2回更新)・40ポイント/5年 ◇空間情報技術事例報告集の報告文募集 ☆応募締め切り：随時（投稿報告文が到着次第、速やかに査読） ☆掲載可となれば、日本測量協会ホームページ上の［測量情報館］に掲載。 技術事例報告集では、新規性や独創性という視点とは別に、(1)創意工夫性（何らかの 創意工夫による業務改善への貢献など）(2)実用性（実務への応用性や実際に業務等に適 用していく際の実用性など）(3)信頼性（技術事例報告の内容やその結果に対して、信頼 性や実証性など）(4)今後の展開性（空間情報技術領域の中で、他技術領域への新たな展 開や応用の可能性、他技術との融合性や融合利用の可能性などを含めて今後の展開性）と いう視点から査読し、技術事例報告として採用致します。奮って、投稿ください。 詳しくは、http://www.jsurvey.jp/kuukanhoukoku.pdf ■刊行案内 *** おすすめの一冊 ***（※会員は10％割引でご購入いただけます） ☆公共測量成果検定における指摘事項事例集 ☆「測量系技術者のための技術文章分析のコツ」平成27年6月6日刊行 詳しくは、http://www.jsurvey.jp/2.htm (小林俊雄：日本測量協会） ■編集後記 11月からスペーシャリストの会メールマガジンの編集を担当します中日本航空の中舎で す。朝日航洋の福田さんから平成28年度の総会で引き継ぎましたので、よろしくお願いし ます。 ＳＰ会の皆様には今後、原稿の執筆等をご依頼することになると思いますので、どうぞ ご協力お願いいたします。 （編集委員長：中舎） ──────────────────────────────────────── All Rights Reserved, COPYRIGHT(c) Spatialist Club このメールマガジンを紹介したい方は各自の責任で転送しても結構です。 ──────────────────────────────────────── |
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