| タイトル：スペーシャリスト会報 Vol.127 | 発行日時：2017年7月17日14時16分3秒 |
| ┏ Magazine from Spatialist Club ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 2017年7月17日 ◇ スペーシャリスト メールマガジン ◇ vol.127 発行元：スペーシャリストMM事務局 http://www.capnet.jp/spatial/ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ INDEX ： ＊ニュース・ラウンジ（鈴木浩二） ＊企画委員会・各支部活動報告（石森伸、住田英二、小川孝之、西村芳夫、來山尚義） ＊リレーエッセイ＜空間連携＞（真壁信二） ＊新会員のコーナー（早川洋子、中島彰男） ＊空間情報関連便利グッズ/書籍の紹介等（鈴木浩二） ＊測量協会からのお知らせ（小林俊雄） ============================================================================ ■ニュース・ラウンジ 梅雨末期の寝苦しい夜が続く中、九州では梅雨末期の豪雨による災害が発生しました。 被災された方々のご冥福をお祈りするとともに、被災地区の一刻も早い復旧をお祈りしま す。 最近の豪雨は、「線状降水帯」という雨雲が直線上に停滞して非常に大きな時間雨量を 発生させているのが特徴です。このような線状に降雨が集中的に発生する現象が着目され たのは、平成26年8月の広島災害からとのことです。気象庁が降雨レーダー観測の解像度 を従来の500mから250ｍに更新したのが平成24年度から25年度であり、従来のメッシュに 比べ、より鮮明な雨域が確認できるようになった時期でもあります。また、広島災害の発 生時期は高解像度降水ナウキャストが運用されたころで、その後も集中豪雨の発生特性の 分析・改良が進められ、より高精度な予測情報が得られるようになりました。天気に影響 される仕事の多い我々空間情報従事者には非常に心強いものです。気象庁のHP（http://w ww.jma.go.jp/jma/kishou/books/）には非常に興味深い情報が満載です。 少し話題を変えて、皆さんは「変なホテル」ってご存知でしたでしょうか？私の住む東 海エリアのラグーナテンボス（蒲郡）に間もなくオープンするということで報道されてい ました。調べてみると日本初の「変なホテル」は2017年3月に舞浜でオープンし、その後 、各地に展開しはじめているようです。コンセプトは先端技術を導入し、ワクワクと心地 よさを追求した「ロボットホテル」で、受付もロボットが行い、生産効率の向上に取り組 んでいるようです。 何となく、2013年オックスフォード大学が発表した「今後10年〜20年で自動化される仕 事」を思い出し、改めて見直してみました。「ホテルの受付係」は当然リストアップされ ていました。また、改めて「測量技術者、地図作成技術者」がリストアップされているこ とを確認しました。とは言っても、分析結果では約47%の仕事が自動化されるという結論 ですので、リストにあっても当たり前ですね。 「建設機器のオペレータ」もリストアップされており、まさにI- Construction・機械 化施工へと進んでいる現状を示しています。この当時は「そんなに急に施工機械は変えら れないのでは？」と疑問に思っていましたが、3次元情報によるマシンコントロールが全 国で展開されています。 急速に発展する自動化の流れの中で、我々空間情報の技術者が生き残るためには、人工 知能や自動処理技術への対応は避けられません。最新情報を取り込みながら生産性と独自 性、利便性を提供するための継続的な発展が必須です。4月のニュース・ラウンジで林さ んが書かれていたスマートフォンの普及は6月には78%を超えたようですが、ガラケーのよ うに粘り強くかつ危機感を持ちながらユーザに優しい進化を続けていく必要があると感じ る今日この頃です。 （鈴木浩二：中日本航空） ＜編集よりお知らせ＞ 8月号の担当は、早川和夫さんです。 ■企画委員会・各支部活動報告（一部省略）（敬称略） ◇東北支部の活動報告 ・活動報告 �� 平成29年5月8日 イブニング・セミナーをWebで視聴 約10名 �∧神�29年6月２7日 測量協会事務局 菊池様の退任への御礼・謝辞（賛同者一同） �Ｊ神�29年７月７日「国家と測量」 Web中継の公開講座聴講：測量協会東北支部 聴講者：11名（開催終了） ・活動予定 �〇拮�下半期以降活動検討会 9月中予定 �∧神�29年9月15日 「地理空間情報イブニング・セミナー」 Web中継聴講：測量協会東北支部 （石森 伸 東北支部長：国際航業） ◇東京支部活動報告 SP会東京支部幹事会（第十二回勉強会）次第 日時：平成29年7月12日（水）16:00-17:00 場所：国際航業�蝓併團�谷本社） 議題 ・勉強会：「True Orthoを利用した図面作成」、国際航業�蠱評綢麑� ・次回開催日程調整 ・その他 （住田英二 東京支部長：測量協会） ◇中部支部の活動報告 第43回 中部空間情報総括監理技術者の会 議事録 □開催日時：平成29年6月30日(金) 15：30〜17：30 □開催場所：株式会社パスコ 会議室 （名古屋市中区錦2-2-13 名古屋センタービル10階） □出席者：□早川和夫(テイコク)、■鈴木浩二（中日本航空）、□外山康彦(中日本航空) 、■渡邊裕三(パスコ)、□柴田拓(中日本航空)、□大塚啓一(フジヤマ) 、■小川孝之( 大興計測技術)、□前田修(小山町)、□近藤泰徳(玉野総合Ｃ)、□松岡滋冶(中日本航空) 、□片桐雅一(中日本航空)、■内海巌(パスコ)、□松永善晴(大日Ｃ)、■湯川典子(アジ ア航測)、□坂口宏(アジア航測)、□宮坂聡(中日本航空)、■廣瀬典和（ヤフー）、■鵜 飼尚弘(ジェノバ)、■安藤港増（CSG コンサル）、■小野貴稔(中日本航空)、□橋爪信昭 (フジヤマ)、■白川文夫（アジア航測）、□黒岩剛史（玉野総合Ｃ）、■崎山英杉（パス コ）、■佐々木康博（パスコ）、■岡本芳樹（パスコ）、■横井勇（日本海航測）、■宮 下大明(中日本航空) 、□内川勉（パスコ）、□中舎哉（中日本航空） ■ 15名出席 □ 15名欠席 合計 30 名 □日本測量協会：■石野事務局長、 書記 横井 □検討協議事項： 1. 検討項目 (1) 本部企画委員会への中部支部代表の選任等について �� 中部支部代表者の選任 ・安藤さん（CSGコンサル）を中部支部代表とする �� 代表者の役割等 ・本部企画委員会の中部支部の窓口として、連携などを担当する ・本部企画委員会において中部SP会の定例会議などの活動の補足説明をする (2) 平成 29 年度10月開催のG空間ほっとセミナー講習会について 以下のとおり講師の方が決定した （決定事項） �� 日時：平成29年10月20日(金) 15：30〜18：00 �� 講師、内容：中條 覚氏（三菱総研）、内容「自動運転とデジタル地図の最新動向」 本多 潔氏（中部大学）、内容「未定」 �� 場所：中統奨学館ビル (3) SP総会特別講演 DVD講演会の開催について �� 開催の可否：開催を予定（平成29年度のSP総会の特別講演が対象） �� 時期：平成29年12月ごろ予定 �� 場所：名古屋市内の貸し会議室を予定 �� 費用：会場使用料等として、3万円の追加予算を本部に要求する �� その他：主催 中部SP会、共催 測量協会、CPD 2ﾎﾟｲﾝﾄ、参加者約20名程度 を予定。 本講演会開催にあたっての担当者は宮下さん（中日本航空）にお願いする。 2. 報告事項 (1) 月刊 測量 執筆について �� 執筆者：橋爪さん（フジヤマ） �� 執筆内容：第20弾 「若手育成」 第4回 �� その他：（原稿締切り）2017年11月10日、（掲載）2018年1月号、 文字数等（25字×74行＝1850字程度）、顔写真（上記分量とは別）、 ※なお、同弾第3回は、白川さん（アジア航測）が担当（企業として担当） (2) 中部支部との共催 UAVセミナーについて DVDビデオ講習会「実務者のためのUAV利活用セミナー」 �� 日時：平成29年9月8日（金） 10：00〜17：00 �� 場所：中統奨学館「CHUTOホール」4001室 �� 補足説明担当者：中部SP会より、鵜飼さん、安藤さんが担当。 その他受講者として出席の中部SP会会員もサポート担当とする。 �� 事前準備等：補足説明員はDVD内容を可能な範囲で事前確認する。 (3) 「点群データのオペレーティング（基礎編）」開催報告 �� 日時：平成29年6月3日（土） 10：00〜17：15 �� 場所：岐阜大学工学部内T101、T102教室 �� 参加者：２５名 �� 講習内容：三次元計測の概要や三次元データの利活用などについて実務を意識した点 群データの処理、成果作成などの実習とMMS、UAVなどの計測機器及び関連するパネル展示 を実施した。 �� その他：講習会はその内容や進行などにおいて問題もなく盛況であったと評価できる 。しかしながら、当日は強風のためUAVを十分に飛ばすことができなかったので、今後類 似の講習会を開催する場合の留意事項とする。 3. 今後の予定 (1) 定例会議時の発表者と書記について �� 第44回定例会議 日時：平成29年 8月 30日(水) 場所：玉野総合C 発表者：宮下さん 書記：坂口さん �� 第45回定例会議 日時：平成29年 10月 20日(金) 場所：中統奨学館ビル（会議後、Ｇ空間ほっとセミナーを開催予定） 発表者：小野さん 書記：湯川さん □ 勉強会の発表 1. 発表者：横井（日本海航測） 題目：「空間情報分野における北陸地域の取り組み状況について」 以上 （小川孝之 中部支部長：大興計測技術) ◇関西支部の活動報告 ・活動報告 ��6月10日 技術士一次試験対策講座 ： １２名受講 平成22年より８回目の開催、延べ８６名受講。 その中には、１次，２次合格で技術士となり、 空間情報総括監理技術者にも合格し、我々の仲間になった方もあり。 ��6月16日 定例会議：於 関西総合テクノス 技術士一次試験対策講座，スペース・サロン＠Kansai（8月2日）の計画，ホームページ 作成の進捗等の報告 �� 7月3日 日測協関西支部業務報告会にて、西村支部長が講演 「空間情報総括監理技術者の会（ＳＰの会）関西支部の活動について」 http://www.jsokuryou.jp/Corner/shibu/auth.asp?dir=06kansai&pdf=2017/042601.pdf �ぬ昌漂鄒�完了（支部長，副支部長，幹事の計８名の名刺を作成済み，サンプルは本部事 務局に提出） ・活動予定 �。祁�18日 幹事会開催 �� 8月2日 スペース・サロン＠Kansai ：於 アスコ大東 ＜講演内容＞ 「火山防災と地理空間情報」 本田健氏（パスコ） 「 BIM/CIMの動向とi-ConstructionにおけるPhotog-CADのススメ」宮本勝則氏（JACIC） （西村芳夫 関西支部長：アスコ大東） ◇中国・四国支部の活動報告 平成２９年度 スペーシャリストの会中四国支部（第２回）講演会 日時：平成２９年７月２６日（水）１４時〜１７時 場所：広島工業大学 広島校舎２０１号室（広島市中区中島町5-7） プログラム： 14:00〜14:15 講演「スペーシャリストの会中四国支部の活動について」 ＳＰ会中四国支部 支部長 來山 尚義 14:15〜15:15 基調講演：地理空間情報の防災分野の活用について 講 師：広島工業大学 工学部建築工学科 教授 岩井 哲 氏 15:25〜15:55 講演：新たな測量技術の導入に向けて −i-Constructionの推 進に向けた国土地理院の取組− 講師：国土交通省 国土地理院中国地方測量部測量課 技術専門員 高橋 広典 氏 15:55〜16:15 講演：PPP/PFIへの取組と空間情報の活用（仮題） 講師：株式会社GPMO 代表取締役 神原 孝行 氏 16:15〜16:35 講演：航空レーザ計測による古墳・山城調査 講師：アジア航測株式会社 西日本空間情報部 中四国空間情報課 相原 修 氏 16:35〜16:55 講演：弊社における三次元測量の取組みについて（仮題） 講師：復建調査設計株式会社 空間情報部 情報技術課課長 岡本 良徳 氏 16:55〜17:00 閉会挨拶 ＳＰ会中四国支部 副支部長 （來山尚義 中国・四国支部長：復建調査設計） ■リレーエッセイ＜空間連携＞ サン・ジオテック株式会社の金久保さんからバトンを受け取りましたプライムプランの 真壁です。来年はぜひ金久保さんといっしょに山中湖マラソンを走りたいと思います。と いうことで今回も健康志向をテーマにお話したいと思います。 私は一昨年前橋へ単身赴任してから山が近いという場所柄もあり度々山歩き（登山では ありません）に出かけています。前橋周辺には美しい山や湖が点在し四季折々の空気や山 並みを楽しむことができます。中でも上毛三山と呼ばれる赤城山、榛名山、妙義山は初心 者や家族連れでも気軽に楽しめるハイキングコースがたくさんありとてもおすすめです。 コンニャクで有名な西上州の下仁田町周辺には下仁田ジオパークがあり地質学的には世界 レベルで貴重な場所と言われています。このあたりの山は地質マニアでなくてもとても魅 力的で、その特異な景観から数百万年前の火山活動のストーリーを垣間見る？ことができ ます。さて最近熊に襲われたというニュースをよく耳にしますがこのあたりもけっこう出 没しているようです。熊は時速50km以上で走り木登りも大得意なのだそうです。遭遇しな いことを祈るばかりです。 それでは次回は、昨年の台風10号の災害復旧でご活躍された盛岡市タックエンジニアリ ングの多田信之さんにバトンをお渡しします。 （真壁信二：プライムプラン） ■新会員のコーナー 【執筆順番（敬称略）】 2017年 7月号 早川（パスコ）、中島（パスコ） 8月号 内川（パスコ）、�睫據淵▲献�航測） 9月号 今西（アスコ大東）、松下（パスコ） 10月号 原島（東京地図研究社）、伊藤（国際航業） 11月号 伊藤（国際航業） 12月号 川村（アスコ大東） 2018年 1月号 中澤（西日本旅客鉄道）、太井（パスコ） ◇コラム「イノベーションの波、来たる」 株式会社パスコの早川と申します。よろしくお願いいたします。 「測量・地理空間情報 イノベーション大会」終了の翌々日に公表された平成28年度国 土交通白書、第�吃瑤離董璽泙蓮屮ぅ離戞璽轡腑鵑�切り拓く新時代と国土交通行政」です 。白書の中には「イノベーション」の文字が踊り、IoT、ビッグデータ、AIなど、アルフ ァベットやカタカナ語が溢れていました。 私が従事している路面性状の分野にも、ようやくイノベーションの波がやって来た感が あります。AIによるひび割れ判読自動化の実現。ICT舗装工により供用後の路面性状調査 は、3次元の変状モニタリングへ―。ここ数年で劇的に様変わりすることでしょう。 その渦中にありながらも淘汰されずに生き残る「変化する者」になれるよう、業務に従 事しつつも自己研鑽を怠らず、日々努力していかねばと決意した先月末でした。まずは、 自らの固定観念の打破とチーム内のカイゼンからコツコツと…。 （早川洋子：パスコ） ◇コラム「つながり」 はじめまして、株式会社パスコの中島と申します。どうぞよろしくお願いします。 専門は下水道のコンサル部門です。32年前、大学のゼミ内容が楽だと噂を聞き「下水道 ゼミ」を選択して以来、現在に至っています。 大学時代はアルバイトに専念し、大学に行かない日々も有りました。そのバイト仲間と の集まりを毎年７月に開催しています。初期は30名以上のメンバーが入れ替わり参加して いましたが、最近は約半分です。発起人である私が周囲から重宝がられ「永久幹事」に任 命され、今年で30回目を迎えました。 バイト仕事（新聞社の編集局）に慣れた頃に、深夜勤務を担当し、宿直時には酒も先輩 方から教え込まれた思い出があります。このように大学も学部も異なる人達とのつながり を大切にしたい思いで、年に1度七夕の頃に酒を酌み交わしています。 これからは、SPの会においてもつながりを広げたいと考えております。どうぞよろしく お願いします。 （中島彰男：パスコ） ■空間情報関連便利グッズ／書籍の紹介 等 ◇書名 日本人は大災害をどう乗り越えたのか 文化庁（編） 発行所：朝日新聞出版 発行年月：2017年6月25日 本体定価1,500円 近年、大規模な災害に対して「未曾有の災害」という言葉が使われることが多い。確か に計測機器が設置されて以来、観測史上最大という意味では経験の無い災害なのかも知れ ません。過去の災害は地中に保存されています。特に災害大国の日本では、地面をはぎ取 る度に現代に至るまでの、災害との闘いが眠っています。 本書では、遺跡の発掘状況や調査結果をもとに、過去に発生した各種の災害状況を示し ています。洪水災害、火山災害、地震災害等の自然災害の記録、復興と被災の繰り返しを 発掘写真や露頭、古絵図や碑等が掲載され説明されています。今までに、過去の災害とし て聞いたことがあるものが、どのような被災状況であったかということが確認できます。 その一方で、復興等に関しての時間的概念が少し不足していると感じました。これは地中 に埋められた情報から得られる限界でしょうか。復興に長い年月を費やしたためでしょう か。古文書等の文書研究の重要性も感じさせられました。 ただ、現代のように交通機関の発達していない時代に、災害から復興するための再建作 業や食料問題等は計り知れない大きな問題であったと思います。我々の先人は、そのよう な大災害を何らかの形で後世へ伝えることの重要性を理解していたのには驚きです。 （鈴木浩二：中日本航空） ＜編集よりお知らせ＞ 8月号の担当は、大山容一さんです。 ■日本測量協会からのお知らせ ◇転職・退職・死亡等により、氏名・所属・連絡先（メールアドレス）の変更が生じたＳ Ｐの会会員の方へ。 変更後の内容をご本人または関係者の方から日本測量協会にお知らせください。 ＳＰの会MM誌の配信やお知らせ等の連絡に支障が出ないようお願いいたします。 届け出様式は以下の場所にあります。 http://www.jsurvey.jp/gissv/youshiki.htm 様式２ 空間情報総括監理技術者 登録事項変更届出 メールまたはFAXまたは郵送でお知らせください。 連絡先は以下の通りです。 メール：geoinfor@jsurvey.jp FAX : 03-5684-3366 〒113-0001 東京都文京区白山1-33-18 白山NTビル 公益社団法人日本測量協会 測量継続教育センター 測量技術教育部 宛 ◇第50回イブニングセミナー 「ジオマーケティング」−地理的マーケティングの過去と現在と未来− 日程: 平成29年9月15日（金）16:00〜 講師: 酒井 嘉昭 氏 （ジオマーケティング株式会社 代表取締役) 場所: 東京 詳しくは、http://www.jsurvey.jp/k-academy290915.pdf ◇重要なお知らせ 【空間情報総括監理技術者の認定登録更新】時には、所定の測量CPDポイントが必要にな ります。 《更新条件》 ☆平成23年度までの認定登録者は、第1回目更新は25ポイント/5年間 ☆平成24年度以降の認定登録者及び第1回更新済みの認定登録者は、40ポイント/5年間 認定資格者の更新対象年度には、日本測量協会からご案内をお送りします。また、測量 CPDポイントが更新時に基準に満たない場合には、ポイントが基準に達する年度まで更新 はできません。当協会から発行される認定技術者名簿にも、その間は未掲載となります。 次年度登録更新予定の方です。更新時に必要な測量CPDポイントは以下の通りです。 ※平成24年度認定登録者は、平成29年10月登録更新(第1回更新)・40ポイント/5年 ※平成19年度認定登録者は、平成29年10月登録更新(第2回更新)・40ポイント/5年 ◇空間情報技術事例報告集の報告文募集 ☆応募締め切り：随時（投稿報告文が到着次第、速やかに査読） ☆掲載可となれば、日本測量協会ホームページ上の［測量情報館］に掲載。 技術事例報告集では、新規性や独創性という視点とは別に、(1)創意工夫性（何らかの 創意工夫による業務改善への貢献など）(2)実用性（実務への応用性や実際に業務等に適 用していく際の実用性など）(3)信頼性（技術事例報告の内容やその結果に対して、信頼 性や実証性など）(4)今後の展開性（空間情報技術領域の中で、他技術領域への新たな展 開や応用の可能性、他技術との融合性や融合利用の可能性などを含めて今後の展開性）と いう視点から査読し、技術事例報告として採用致します。奮って、投稿ください。 詳しくは、http://www.jsurvey.jp/kuukanhoukoku.pdf ■刊行案内 *** おすすめの一冊 ***（※会員は10％割引でご購入いただけます） 『測量系技術者のための技術士(建設部門)合格への道』が、測量協会から３月末に発行に なりました。 ７月の技術士試験に向けて、押さえておきたい勘所がもれなく解説されております。 某航測大手の会社では技術士受験者に配布して受験対策に資するよう指導が行われていま す。 一目でわかるクイックレスポンス方式による効果的な学習法 スペーシャリストの会編 Ｂ５判 ２３７頁 定 価２，８０８円(税込) 会員価格２，５２０円(税込) 送 料４５０円 平成２９年３月２５日刊行 詳しくは、http://www.jsurvey.jp/2-1b.htm (小林俊雄：日本測量協会） ■編集後記 ニュースラウンジで鈴木さんが取り上げられている九州北部豪雨災害において、雨が連 続的に降り続き、避難者も拡大しつつあり大きな被害がもたらされていることは皆様もニ ュース等で良くご存知だと思います。 ここに今回の災害で亡くなられた方々のご冥福と被害に遭われた方々に、心よりお見舞い 申し上げます。 読者の方の中にも現地での災害復旧にご尽力されている方もお見えだと思いますが、どう ぞ安全に注意され業務を遂行して頂きたいと願っております。 改めて、このような災害で我々空間情報総括監理技術者が果たす役割は大きいと考えま す。まず発災時には現地の状況把握が必要です。それには航空機やドローンを使った空か らの空撮や各種センサーによる計測が不可欠だと思います。即座に状況把握と次に被害ボ リュームの算出、例えば土砂ダムの決壊による2次被害予測など、そして、2次被害の恐れ のない箇所へは現地調査に行く等、次から次へと空間情報コンサル技術を発揮する場面だ と思います。 このように空間情報を使って、大きく言えば国民の安全、安心、財産を守っていくため に下支えすることが我々空間情報総括監理技術者の使命であると再認識しました。 （編集委員長：中舎） ──────────────────────────────────────── All Rights Reserved, COPYRIGHT(c) Spatialist Club このメールマガジンを紹介したい方は各自の責任で転送しても結構です。 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