タイトル:スペーシャリスト会報 Vol.205 | 発行日時:2024年1月16日 |
┏ Magazine from Spatialist Club ━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 2024年1月16日(火) ◇ スペーシャリスト メールマガジン ◇ vol.205 発行元:スペーシャリストMM事務局 https://spatialist.sakura.ne.jp/ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ *2024年 年頭挨拶 早川和夫 *ニュースラウンジ 千葉一博 *リレーエッセイ<空間連携> 白井直樹 *新入会員のページ 澤田誠司、亀井志郎 *空間情報関連/書籍紹介 鵜飼尚弘 *各支部活動報告 各支部支部長 *日本測量協会からのお知らせ 遠藤拓郎 *編集後記 大山容一 ■2024年 年頭挨拶 SP会メンバーの皆様、あけましておめでとうございます。皆さんと新たな1年 を始められることを大変うれしく思います。また、SP会会長として新しい挑戦の 始まりの年であることを誇りに思います。 まず、新年正月早々に発生した「能登半島地震」で多くの方が被災されました。 ご冥福・お見舞い申し上げます。 昨年は3年ほど苦しめられた新型コロナが第5類に移行され、少し落ち着きを見せ はじめ、SP会も対面による会議や懇親会を開くことができるようになりました。 SP会創設以来多くの挑戦と成功がありましたが、その原点は会員相互の交流による 専門的技術力・知識を出し合い、互いの刺激による相互作用によるものと考えてい ます。 今年は辰年です。甲辰(きのえたつ)は、成功という芽が成長していき、姿を整え ていく年です。今年は支部横断型「最新技術の動向の調査活動研究会」、「測量 技術者のため人財育成懇談会」などが動き始めます、皆様が様々な活動を通し、 さらに交流を活発化し、更なる発展と成長することを期待しています。 新年が皆様にとって素晴らしいものであり、SP会が一層の発展を遂げる年である ことを心よりお祈り申し上げます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。 (スペーシャリストの会 会長 早川和夫) ■ニュースラウンジ SP会の皆様、新年おめでとうございます。本年も皆様に幸多かれとお祈り申し 上げます。初投稿となるニュースラウンジでは、プロ野球界で活躍する郷土出身の 選手たちに焦点を当てます。 二刀流スーパーメジャーリーガーと言えば、大谷翔平選手(奥州市出身:29)。 昨年のWBC優勝の立役者となり、MLBでは2度目のメジャーリーグMVPに輝き、さら には東洋出身初のホームラン王を獲得。彼は「日本の」と言うよりは「世界の大谷」 として活躍し、ドジャースにはプロスポーツ史上最高額の契約金で移籍しました。 同じくMLBブルージェイズの菊池雄星選手(盛岡市出身:32)。元日の地元誌によれ ば、郷土愛が強い彼は母校花巻東の近くにメジャー級の屋内野球練習施設の建設を 計画中で、具体的な動きが始まっているとのことです。また、NPBでは佐々木朗希 選手(陸前高田市出身:22)。ロッテのエースとして頭角を現し、「令和の怪物」 と称されています。 この3人に共通するのは「岩手出身」ということです。では、なぜ岩手にはこれ ほどの短期間で、不世出の才能が3人も生まれたのでしょう。岩手の人は全国的に 見ても明らかにおおらかであり、監督や関係者も暖かく見守り、晩成型の子が野 球を辞めずに続けられること。成長を急がせず、無理に試合にも起用せず待って、 いてくれる環境があるそうです。 大谷は花巻東高校時代に成長痛で苦しんだ時期があり、佐々木洋監督も過度な 練習や無理な登板を強いることはなく、世界への飛躍を促したそうです。身体が 大きい、速い球が投げられるだけで、無理に試合に起用するようなことは無かっ たそうです。佐々木も中学時代は軟式野球部に所属し、当時の球速は140キロ超え でしたが腰の痛みに悩まされ、3年夏に無理して投げればケガが長引く可能性を 医師に指摘され、当時の指導者は中学最後の大会で登板を見送ったそうです。 また、その3年後(2019夏)、彼の力投で勝ち上がった大船渡高校は甲子園出場を 賭けた県大会決勝戦で、監督は連日登板を考慮し佐々木の起用を見送り、結果とし てチームは甲子園出場を逃しました。この判断には賛否両論があり、全国から高校 に対し苦情電話が多数寄せられ社会問題となりました。 肉体的・骨格的に「晩成型」の大谷や佐々木に対して、指導者による酷使や、周 囲の過度の期待があれば、現在の成功はあり得なかったかもしれません。高校時代 の遠回りが、プロの世界での成功の近道となったのではないかと言われています。 さて、SPの会の皆様。年齢的・立場的に若手技術者を指導・教育する役割の方 が多いと思いますが、遠回りしてでも若手の成長や個性に合った指導ができている でしょうか。この記事を書きながら、かつての自分を振り返り、新年に向けての 思いを新たにしました。 (千葉 一博:アジア航測株式会社) 〇令和6年2月号の担当は、橘 菊生さんです ■リレーエッセイ<空間連携> アジア航測(株)の上田征香さんよりバトンを受け継ぎました、朝日航洋(株)の 白井です。 私の自宅はマンションですが、当方のマンションは5棟で構成され、住戸 数400戸弱の比較的大きい規模です。 昨年から今年の夏までの間、初めて、理事会の理事担当が廻ってきました。そこで、 仕事の繋がりもある点から、防災担当理事を担当しました。理事会は毎月開催されま すが、防災担当理事が動くのは、年に1回の防災訓練の時くらいで、普段は何もする ことがありませんでした。このままでは、今、大地震や火災が発生した際に防災担当 理事として、何も知らない、何も出来ない状況にあり、他2名の防災担当理事も同様 の思いでした。そこで、とりあえずマンション内の消火機器配置マップを作成しまし た。理事会を通じてマンション内の消火機器の配置を知っていただき、火災発生時に は、消防士にいち早く消火装置の場所を伝えられれば、延焼を最小限にして、自助、 共助に繋がればとの思いでした。 1年間の理事の任期を終えて、ふと思い返すと、仕事の延長線のようにマップ作成 に繋がる発想は職業病なのだろうなあと、つくづく感じる理事経験でした。続いて、 当社の清成研二さんにバトンを繋ぎます。 (白井直樹:朝日航洋株式会社) 〇令和6年2月号の担当は、清成 研二さんです ■新入会員のページ この度、SP会に入会致しました、東亜建設技術株式会社の澤田誠司と申します。 河川、防災分野における調査計画業務に携わっています。最近、WebGISを活用した 防災システムの構築業務が増え、私はその要件定義を担当していますが、アジャイル 開発というIT用語をよく耳にします。 従来のウォーターフォール開発は、はじめにプロジェクトの要件定義や設計を細部 まで煮詰めてから開発を進めるので、リリース時にすべての要求をクリアしているこ とが求められます。したがって、システムが全部出来上がってから、お客様にリリー スするため、システムの活用に対する理解がなかなか進みません。 一方、アジャイル開発は、優先度の高い重要な機能から着手し、素早くお客様に リリースしてからブラッシュアップしていく手法ですが、結果的にこちらの手法の 方が、お客様の要求に早く対応するので理解度と満足度が向上し、早くシステム構築 できます。 アジャイルの必要性を痛感しています。これからも、DX推進に向けて、地理空間 情報を有効活用し、安心・安全な社会の実現に貢献していく所存です。 どうぞ、よろしくお願いします。 (澤田誠司:東亜建設技術株式会社) この度、スペーシャリストの会に入会させて頂きました、株式会社かんこうの 亀井 志郎(かめい しろう)と申します。どうぞよろしくお願い致します。 2008年頃からMMS関連事業の担当となり、それ以降は3D-CAD、GIS等を使用して、 点群データ、画像データからの成果作成に取り組んで参りました。現在はMMSを少し 離れ、航空測量部門に所属しております。 当時は、試行錯誤しながらデータを作成しつつ、3次元データの活用が浸透して いくのは、いつ頃からなのかと思っておりましたが、近年はProject PLATEAUによる、 3D都市モデルのデータが公開も始まり、そのデータ取得、閲覧、解析等のあらゆる面 において、新技術が目白押しで、時代に取り残されそうに感じることもあります。 スペーシャリストの会に入会させて頂いたことで、これまで雲の上の人のように 思っていた空間情報総括監理技術者の皆様と、話せる機会が増えると思いますので、 その知見が今後の自分の財産となることを楽しみにしております。 また、多くのお世話になった恩師のように、後進教育にも積極的に取り組んで行 きたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。 (亀井 志郎:株式会社かんこう) 〇令和6年2月号の担当は、金田英治さん、加城文彦さんです ■空間情報関連便利グッズ/書籍の紹介 等 書籍名:「地球のしくみ」 編集者:新星出版社編集部 発行者:富永靖弘 発行所:株式会社新星出版社 発刊日:2016年4月15日 地球科学の進展はめざましいものがあります。 私たちが学生時代に学習した地理の教科書には、今ではほとんど常識となった 「プレートテクトニクス」という考え方は含まれていましたが、「プルームテク トニクス」とよばれる理論については、教科書でみることはありませんでした。 複数のプレートが交じり合う我が国では、定常的な地殻変動の影響を受けるため、 位置の測定では地殻変動を考慮して扱う必要があります。 本書は、プレートテクトニクスとプルームテクトニクスの概要から、地球の活 動の理解に不可欠なマグマについて解説、そして地震や海洋、大気をふくめて幅 広く地球の姿を扱う一冊です。地球科学の知識を楽しく学ぶことができる「地球 科学」の手軽な入門書です。 (鵜飼尚弘:株式会社 快適空間FC) 〇令和6年2月号の担当は、安藤港増さんです □各支部活動報告 ◇関西支部 ■催し等開催結果 1. 第36回幹事会 日時:12/18(月) 13:30~14:30 場所:(株)日本インシーク5F会議室 議事項目:①前回の議事録確認 ②本部企画委員会報告について ③部会活動および予定について ④その他 ⑤今後の会議などの予定 2.第27回スペースサロン@Kansai 日時:12/18(月) 15:00~17:00 場所:「主会場」(株)日本インシーク5F会議室、「副会場」(株)パスコ大会議室 演題:交通デジタル化の現在地:MaaSブームのその次を考える 講演者:東京大学大学院情報理工学系研究科 附属ソーシャルICT研究センター 伊藤昌毅 准教授 参加者:31名 ■今後の会議・催し等 1. 日本測量協会関西支部 賀詞交換会 日時:1/26(金)18:00~ 場所:大阪キャッスルホテル 2.第38回幹事会 日時:2/20(火) 16:00~17:00 場所:国際航業(株) (河野哲也 関西支部長:(株)パスコ) ◇中部支部 ■活動報告 1. 第74回 定例会議の開催 ○ 日 時:令和5年12月15日(金) 16:00~17:30 ○ 場 所:株式会社パスコ(中部事業部) + オンライン(Teams) ○ 対面出席:9名 ○ WEB出席:3名 ■活動予定 1. 「地理空間情報産学官中部地区連携協議会」への参加 ○ 令和6年1月29日(月)14時 ~ 16時 2. 次回の定例会議(第75回定例会議)の予定 ○ 日 時:令和6年2月16日(金) 16:00~17:30 ○ 場 所:テイコク(8階会議室)+オンライン 3. 第20回G空間ほっとセミナー ○ 日程:令和6年4月26日(金) 4. 点群オペレーション講習会(岐阜大) ○ 日程:令和6年5月25日(土) 5. 第21回G空間ほっとセミナー ○日程:令和6年11月1日(金) (安藤港増 中部支部長:CSGコンサルタント株式会社) ◇中国・四国支部 【活動報告】 1.SP会中四国支部総会が無事に終了しました。 日時:令和5年12月1日(金)13時30分~14時45分 会場:復建調査設計株式会社 出席者:11名 欠席者: 8名(委任状) 2.特別講演会(DVD講習)が無事に終了しました。 日時:令和5年12月1日(金)15時00分~17時00分 会場:復建調査設計株式会社 出席者:13名 【活動予定】 1.SP会中四国支部講演会(7月下旬~8月上旬予定) (越智貴政 中国・四国支部長:株式会社荒谷建設コンサルタント) ◇東北支部 【活動報告】 ◆11月30日 ○「イブニングセミナー」 会場:日本測量協会東北支部会議室 SP会東北支部会員複数名参加 ○「SP会・GM会東北支部幹事会」 会場:日本測量協会東北支部会議室 ・令和6年9月開催予定の講演会の実施会場・日時の検討 ・その他 活動内容検討 ○「SP会・GM会東北支部幹事 忘年会」 【活動予定】 ◆2月7日 ○「SP会・GM会東北支部幹事会」 会場:日本測量協会東北支部会議室 (千葉一博 東北支部長:アジア航測) ◇北陸支部 【活動報告】 〇特になし 【活動予定】 〇第5回定例会議 ・日 時:令和6年1月24日(水)14:00~15:30 ・場 所:測量協会北陸支部(富山)+Web併用 ・主な議題 1) SP会北陸支部の活動についての意見交換 (山下智 北陸支部長:パスコ) ◇九州支部 【活動報告】 〇幹事会なし 【活動予定】 〇令和6 年度講習会計画 ・「知っとーとセミナー」年2回予定? ①第11回目:令和6年8月19日(月)OR20日(火) 「知っとーとセミナーin?九州~実践編!3次元計測の基礎~」 講師:SP会九州支部 鵜飼支部長 於)グローバルアリーナ(宗像市) 第12回目:令和6年11月下旬予定 総会14:00、講演会15:00 星「知っとーとセミナーin九州(第12回)」15:00-17:00 〇次回幹事会 2月13日(火)15:30~ (鵜飼尚弘:九州支部長:快適空間FC) ◇東京支部 【活動報告】 幹事会 日時:1月12日(金) 16:00-16:40 場所:アジア航測㈱会議室(新百合ヶ丘) 議題:技術士2次試験受験対策講座対応の件 ・R6年4月8日を予定 ・全てリアルタイムオンライン方式とする、後日オンデマンドにも対応 (R4開催方式と同様) 勉強会 日時:1月12日(金) 16:40-17:20 場所:アジア航測㈱会議室(新百合ヶ丘) テーマ:20歳を迎えた赤色立体地図とその発展 千葉達郎(先端技術研究所 千葉研究室長) 【活動予定】 技術士第二次試験受験対策講座 日時:令和6年4月8日(月) 16:00-17:00 場所:日本測量協会(本部) 幹事会 日時:令和6年4月24日(水) 16:00-17:00 場所:日本測量協会(本部) (住田英二:東京支部長:日本測量協会) ◎■日本測量協会からのお知らせ ◇「実務者向けセミナー ~一歩進んだUAV利活用事例~ 」受付中(※オンライン定員締切) 日時:令和6年2月6日(火)(東京:品川フロントビル会議室) 受講方法:東京・会場対面、オンライン・リアルタイム配信 参加方法:事前登録制(申込締切1月19日) 参加費:無料 詳細については、https://www.jsurvey.jp/k-honbu20240206.pdf ◇令和5年度「空間情報総括監理技術者の認定登録更新」ご案内について 今年度更新対象の方々には、10月2日にご案内をお送りしております。 事務処理の都合上、更新手続きが可能な方(CPDポイントを満たしている方)に つきましては、今月中のお手続きをお願いいたします。 CPDポイントが更新の基準を満たしていない方につきましては、 令和6年3月29日までに、CPDポイントの登録および更新手続きをお願いいたします。 ◇公開講座 「水路測量の変遷と最近の調査」 講師:森 弘和 氏 (海上保安庁 海洋情報部) 日程/場所:令和6年2月7日(水)/東京都・仙台市・大阪市(WEB) https://www.jsurvey.jp/k-honbu20240207.pdf (東京文京区) https://www.jsurvey.jp/k-touhoku20240207.pdf (仙台・WEB) https://www.jsurvey.jp/k-kansai20240207.pdf (大阪・WEB) ◇転職・退職・死亡等により、氏名・所属・連絡先(メールアドレス)の変更が生じた SPの会会員の方へ。 変更後の内容をご本人または関係者の方から日本測量協会にお知らせください。 SPの会MM誌の配信やお知らせ等の連絡に支障が出ないようお願いいたします。 届け出様式は以下の場所にあります。 https://www.jsurvey.jp/gissv/youshiki.htm 様式2 空間情報総括監理技術者 登録事項変更届出 メールまたはFAXまたは郵送でお知らせください。 連絡先は以下の通りです。 メール:geoinfor@jsurvey.jp FAX : 03-5684-3366 〒112-0002 東京都文京区小石川1-5-1 パークコート文京小石川 ザ タワー 5 階 公益社団法人日本測量協会 測量継続教育センター 測量技術教育部 宛 ◇空間情報技術事例報告集の報告文募集 ☆応募締め切り:随時(投稿報告文が到着次第、速やかに査読) ☆掲載可となれば、日本測量協会ホームページ上の[測量情報館]に掲載。 技術事例報告集では、新規性や独創性という視点とは別に、(1)創意工夫性(何らかの 創意工夫による業務改善への貢献など)(2)実用性(実務への応用性や実際に業務等に 適用していく際の実用性など)(3)信頼性(技術事例報告の内容やその結果に対して、 信頼性や実証性など)(4)今後の展開性(空間情報技術領域の中で、他技術領域への新 たな展開や応用の可能性、他技術との融合性や融合利用の可能性などを含めて今後の展 開性)という視点から査読し、技術事例報告として採用致します。 奮って、投稿くださ い。 詳しくは、https://jsurvey.jp/kuukanhoukoku.pdf ■刊行案内 *** 新刊案内 ***(※会員は10%割引でご購入いただけます) 『実務者向け UAVを主体とした複合的な利活用事例集(スペーシャリストの会編)』 (令和5年11月4日刊行) 定価2,420円(税込)//会員価格2,170円(税込) 詳しくは、 https://www.jsurvey.jp/2.htm (遠藤拓郎:日本測量協会) ■編集後記 ともかく 具体的に動いてごらん 具体的に動けば 具体的な答えがでるから 3年ほど前、出張で行った富山駅駅ビル内の食堂のカウンターで見かけた、詩人・ 書道家の相田みつを の詩です。以来、いろいろな場面で、この言葉に背中を押して もらっています。仕事でも、プライベートでも。 あのことやこのこと、やらないといけない、言わないといけない。でもちょっと 勇気が要って躊躇してしまう。まだ準備が整ってなかったり、そのあとの展開が 不安だったり、相手の反応が怖かったり。そんな場面て日々ありますよね。 こんなとき「ともかく」、関連する部分的な小さなことでも、すぐできることを、 ちょっとでもいいから、「具体的に」行動してごらん。すると、自分の小さな 行動に周りが反応します(=具体的な答え)。 「そういえば、それ、やらないとね」と、一緒に考えてアドバイスをくれたり。 「それ、そっちじゃないよ、こっちだよ」と、修正してもらえたり。 「あぁ、それね、ついでにやっといたよ」と、実はもう解決していたり。 環境が変わることで状況が動きます。わずかずつでも着実に、解決に向けて動き始 めます。以来、くよくよと後に引きずることが、少なくなったような気がしています。 さあ、年が変わったこの機会に、ちょっと動かしてみませんか、寝かしてたアレを。 本年もどうぞ、よろしくお願いいたします。 (編集委員長:大山容一(国際航業㈱)) ----------------------------------------------------------------------------- All Rights Reserved, COPYRIGHT(c) Spatialist Club このメールマガジンを紹介したい方は各自の責任で転送しても結構です。 ----------------------------------------------------------------------------- | |
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