| タイトル：メルマガ Vol.21 | 発行日時：2008年8月18日9時41分26秒 |
| ┏ Magazine from Spatialist Club ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 2008年8月18日 ◇ スペーシャリスト メールマガジン ◇ vol.21 発行元：スペーシャリストMM事務局 http://www.capnet.jp/spatial/ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ INDEX ：＊ニュース・ラウンジ ＊報告記事 ＊リレーエッセイ＜空間連携＞ ＊コラム ＊空間情報関連グッヅ/Webの紹介 ＊本の紹介 ＊イベント情報 ＊国際活動 ＊ちょっと・ちょっとコーナー ＊連絡事項 ============================================================================ ■ニュース・ラウンジ 地理空間情報活用推進基本法施行から一年 地理空間情報活用推進基本法が施行から約１年経過しました。この間、測量法の一部が 改正、公共測量作業規程準則が改定、地理空間情報活用推進基本計画が閣議決定されると いった動きがありました。４月以降、国土地理院をはじめ各関係機関は、これら法改正等 の動向について全国各地でセミナーを開催する等の普及活動を進めているところです。 さて、これからが大変です。盆休みがあけると、以前よりは少なくなったとはいえ、数多 くの公共測量業務が発注されることになるでしょう。計画機関の方々が関連セミナーを受 講されたとしても、実際に発注の段になれば、製品仕様書はどのように用意すればよいの か、電子納品はどのようにすればよいのか、というような場面で苦慮することが想定され ます。このような場面では我々測量業界が、大なり小なり計画機関へのコンサルティング を行うことが現実的でしょう。このコンサルティング自身については、いずれは何らかの 業務として確立を目指す考え方も有ろうかと思いますが、当面は現行の枠組みの中で対応 しなければなりません。 過日、ある公共測量の受託業務についてアドバイスを求められました。この業務は３月 下旬に契約となりましたが、製品仕様書を作るべきかどうか、作るのであればどのように 作るのか、といったことが課題となっていました。計画機関は契約時には製品仕様書を想 定していないのでどちらでも良い、というスタンスです（国土地理院の助言は製品仕様書 を作成されたいと記載している）。過度期にあっては良く有りそうな事例ではありますが、 しかし、この事象の背景には次のようなものがあると感じています。 �〃弉莎ヾ悗涼甘�者に製品仕様書の意義が十分に伝わっていない。 �⊆�託機関の担当者は願わくば製品仕様書は作成しないですませたい。 計画機関にしてみれば測量成果はその機関内部で利用できれば十分で、受託機関にしてみ れば製品仕様書を作らないに越したことはない、といったところでしょう。 改めて、地理空間情報活用推進基本計画が云う「地理空間情報を高度に利活用する社会」 を目指すには、それぞれの測量成果（のみならず地理空間情報）を共有し維持していくた めの仕組みが必要で、その中で「製品仕様書」が情報共有のために重要な役割を果たす、 という理解が今後どれだけ浸透できるかどうか、今後のスペーシャリストの活動における 大きなポイントの一つではないかと痛感する次第です。 （住田 英二：スペーシャリストの会副会長） ＜編集委員会よりお知らせ＞ ９月号は高さんです。 ■報告記事 ＜ 企画委員会 ＞ 日 時: 平成20年7月31日(木) 15:00〜17:00 場 所: (社)日本測量協会3F会議室 出席者: 瀬戸島、住田、林、津留、秋山、白井、鈴木、廿楽(事務局) 欠席者: 土方、望月、池田、村木、早川、田中、神原、白井、高、高岸 議事 1.「スペーシャリストの会総会」・特別講演及び秋季企画委員会開催について 1 )平成20年度スペーシャリストの会総会を次の日時で開催 日 時 10月3日(金) 午後3時より 会 場 測量協会 303号室(3階) 総会次第 平成19年度事業報告・平成19年度会計報告・平成19年度会計監査報告 平成20年度事業計画(案)、平成20年度予算(案) 等 特別講演について 村井俊治(スペーシャリストの会顧問)・栗原光二(�蟾馘攤得幻Φ羹衂甬擲�発部長) 2名の方に講演して頂く予定。(総会終了後懇親会予定) 2) 秋季企画委員会について セミナーを行うか、行わないか。 会場は石川県金沢で行うか?(北原さんに依頼しては) テーマを決める。また、見学候補については、輪島という意見あり。 2.「GIS NEXT」連載企画の具体的な対応について 第3回 これからの地理空間情報社会(執筆・田中さん、2008.7発行) 第4回 地理空間情報技術者の人材育成は(spatial thinkingと人材育成)について 担当林さん説明 3.「MM誌の記事」等について 池田委員欠席のため、内容等について説明なし。 4.「月刊測量スペーシャリストの会コーナーの分担執筆(毎号)」について 第4弾のテーマ (2009年7月から掲載・6回シリーズ) 5.「測量技術者(地理空間情報技術者)のための技術士試験合格対策(仮)」について 瀬戸島会長より、上記出版企画(素案)について説明 次回のスペーシャリストの会の企画委員会で討議 6. 第5回イブニング・セミナーへの参加要請 第5回は、平成20年9月25日(木) 午後5時より実施。 7. 空間情報総括監理技術者の発注業務活用状況について 19年度 4件追加・ 20年度合計3件 (2件追加) 8. 次回予定 平成20年9月17日(水)午後3時より （廿楽実：測量協会） ■リレーエッセイ 国際航業株式会社の島田徹と申します。気になったニュースから話題を３つ選びました。 グーグル・マップの「ストリートビュー」という新しい機能が提供されるようになり、プ ライバシーの問題でニュースになっていますね。プライバシーの問題はともかく、その場 にいるような臨場感や、扱いやすいインターフェイスに本当に感心してしまいました。小 学校で「地図」を勉強させる必要が無くなる日が近いのではないかと思ってしまうほどで す。空間情報技術は、世界のいろいろな場所で新たなソリューションが競争的な環境下で 生まれ、ニーズに対応して爆発的に普及するものだと改めて感じた次第です。 ２つ目は、気象衛星の「ひまわり」の後継機打ち上げが予算の関係で難しくなっている という話題です。400億円といわれる予算は決して少ない金額では無いものの、日本だけ でなく東アジア地域の多くの国々で利用していること、地球温暖化による気象変動と豪雨 の頻発化が懸念されていることなどを考え、優先度の高い公共投資ではないかと思います。 公共事業では、アカウンタビリティやインベスターズ・リレーションなどに大きな労力・ 費用を費やしています。それでも、なかなか合意形成に至らないケースもあります。世の 中の仕組みとして、法律や政策（予算）を決定する手続きはあるものの、個別の施策レベ ルの意思決定を合理的に行う方法が開発されてこなかったためなのだと思います。もし私 と同じように「ひまわり」を継続して運営・維持していくことを望む人が多いのであれば、 そのような意思決定にいたるような方法は無いものかと思います。無いものねだりなので しょうか？ 司法の世界では裁判員制度を導入し、「民意」を取り入れる仕組みを導入し ようとしています。 ３つ目は、中国・四川省の地震です。ニュースを見る道具がテレビからパソコンに変わ って、自分の気になるものを選んで見るようになりました。私は防災に関係した仕事をし ているので、四川大地震の記事や写真を時々検索しています。検索されるおびただしい数 の被害写真の中で特に注意を引くのは、家族を失って悲しむ人たちの姿です。日本でも、 明日にも同じことが起こるかもしれませんし、次のニュースに写るのは自分になってしま うかしれません。こうした写真を見るたびに、災害で悲しむ人が減らせるならと思います。 リレーエッセイのバトンは、同じ国際航業の砂防の先輩である岩波英行さんにお渡ししま した。このメルマガが公開される頃は、オリンピック真っ盛りの時期ですね。最近、身の 回りに景気の良い話題が殆どありませんが、トップアスリート達の素晴らしいプレーに感 動して、せめて元気だけでも出していきたいものです。 ■コラム MM開始時に設定されていた執筆順番を再度掲載しておきます。これまでに執筆を忘れて いた方からの投稿も受け付けております。2007年12月号より平成１９年度入会者について も担当を決めております。 ●執筆順番 2007年1月号 神原（五星） 2月号 瀬戸島（国際）、住田（アジア） 3月号 高（朝日）、望月（パスコ） 4月号 津留(朝日)、土方(国際) 5月号 池田(アジア)、林（パスコ） 6月号 赤松(国際)、秋山(朝日) 7月号 内田(アジア)、大石(国際) 8月号 大友(国際)、北原(地域みらい) 9月号 木下(ランド)、楠(パスコ) 10月号 東田(国際)、沼田(アジア) 11月号 野村(国際) 12月号 福田(朝日)、村木(イメージワン)、早川（帝国）、畠(アジア) 2008年1月号 横山(大成ジオ)、渡辺(アジア)、鈴木（中日本） 2月号 与(パスコ)、及川(国際)、白井（国際） 3月号 大谷(国際)、大橋(パスコ) 、伊藤鋭二（パスコ） 4月号 大山容一(国際)、岡本(パスコ)、岩切（パスコ） 5月号 川口剛(パスコ）、黒台昌弘(ハザマ)、岩波英行（国際） 6月号 佐々木(パスコ)、品澤(パスコ)、大堂（アジア） 7月号 菅原(パスコ)、高木(国際)、小川（アジア） 8月号 高岸(パスコ)、田中(日本大学)、織田（アジア） 9月号 筒井(パスコ)、長谷川(国際)、垣内（パスコ） 10月号 畠山(国際)、廣瀬(国際)、菊池（パスコ） 11月号 三浦(パスコ)、三島(パスコ)、北原（アジア） 12月号 南澤(パスコ)、森田(パスコ)、斉藤（アジア） 2009年1月号 島田（国際）、外山（中日本） 2月号 中野（アジア）、中本（パスコ） 3月号 藤井（アジア）、安野（アジア） 4月号 山田（パスコ）、渡邉（パスコ） ■コラム 高岸様 「テクノロジストの条件」ピータ・F・ドラッカ（上田惇生編訳）を読み直してみた。テ クノロジストとは、技能と理論の双方を身につけた知識労働者である。知的労働者の中で、 肉体的労働と知的労働の両方を使うことをさす。スペーシャリストは、テクノロジストで あると言えるであろう。 本書では、技術のマネジメントに必要なものは、テクノロジー・モニタリングであると 述べられている。最も恩恵をもたらす技術を軽視する危険がある。発展途上の技術につい て観察し、評価し、判定していかなければならない。これこそがマネジメントの責任であ る。 また、知的労働の生産性向上の条件は、次のような条件としている。第一に仕事の目的 を考える。第二に生産性の責任を負い、自立性を持ちみずからマネジメントする。第三に、 継続してイノベーションを行う。第四に継続して学び、人に教える。第五に、知識労働の 生産性は量よりも質の問題であることを認識する。第六に知識労働者は組織にとってコス トではなく資本財であることを理解する。 改めて自分の仕事を見つめなおすために必要な一冊となった。知識を生かすとはなにか、 技術とはなにか。労働とはなにか。そして今の常識も間違っているところがあると気付か された。これからもテクノロジストの奮闘は続く。 （高岸 且:パスコ） ■コラム 田中様 最近読んだ本に「＜はかる＞科学」がある。この中の第12章「メタファーで世界を推し はかる」に非常に興味を持った。メタファーとは隠喩のことで、例えば「時は金なり」の ように････、でこれで測るという。著者は『「はかる」という行為は、Bという物差をAと いう対象物に当てて正確にとらえようという営みであり、メタファーもBというもののあ り方（構造）をAというものに見立ててAを把握しようとする営みであり、部分的には同じ 認知プロセスを根底に持っている』として、メタファー論を展開する。詳細は本書にゆず って、少し本書から事例を紹介する。本ではあるテレビ番組で視聴者が提案した事をあげ ている。このグループはゴージャスさにも単位が欲しいということで「カクテルの上にパ イナップルが乗っているゴージャスさを１パイナポウ（Pnp)と認定し、すると豪華客船で 世界一周旅行するゴージャスさは１キロパイナポウ(KPnp)」･･･と言うように使用するそ うだ。馬鹿げてるという前に、「測る」という行為は、もともとは１フィートは足の長さ に由来する身体尺であり、近代的な尺度の単位メートルにしても地球の北極から赤道まで の子午線の長さの1,000万分の１という計測経験から定義されたものである。本の著者は、 『メタファーを用いて事物／事象をとらえるやり方と、その反対側に標準化されたモノサ シでとらえる「はかる」営みがあるとし、個人的でおおざっぱなモノサシしかない感情や 苦痛も�爐呂�る�畆榲戮�確率するかも知れない』と言っている。要はゴムのモノサシのよ うに対象によって伸び縮みしないこと、その単位を受け入れる文化的な背景を共有できる ヒトがいれば、メタファーも「新しい単位、モノサシ」にできることになる。さて我々が 携わっている地理空間情報の分野で、例えばGISのリテラシーとか自治体ごとの利用満足 度などあいまいなものでも「メタファー」でモノサシを作れるのだろうか、と考えるだけ で楽しい。 （田中邦一：日本大学） ●織田様の原稿は編集の都合上来月とさせていただきました。 ■空間情報関連便利グッヅ / Web & Blogの紹介 日本民族の夏の大移動の季節です。ガソンリン価格の高騰で車を使う人が減ったとは言 え、家族で移動するには、まだ車の方が安い。そこで気になるのが交通渋滞だ。そんな混 雑している道路情報を提供してくれるサイトを羅列しておく。 http://www.jartic.or.jp/ （日本道路交通情報センター） http://www.its.go.jp/roadinfo/ （国土交通省 道路情報提供システム） http://www.vics.or.jp/ (VICS:道路交通情報通信システムセンター） 勿論、民間のサービスもある。 http://premium-club.jp/ （本田技研のプレミアムクラブ） http://drive.nissan-carwings.com/ （日産自動車のカーウィングス） http://g-book.com/ (トヨタ自動車のG-BOOK） （田中邦一：日本大学） ■本の紹介 ＜はかる＞科学−計・測・量・謀 はかるをめぐる12話−−阪上 孝・後藤武 編著 中公新書（本体価格880円） この本は「はかる」というより“はかれないもの”を追求している。普通の物指しでは 測れない「罪の重さや愛情の深さ、美とか平和」をどう測るか。さらに「喩えからモノサ シへ」という新しい「はかる」技法を思考し、メタファーで世界を推しはかる試行も行っ ている。度量衡の歴史や国土や環境を測ることも含まれているが、既成の概念に捉われな い本書の議論には少なからず知的好奇心を誘われた。 （田中邦一：日本大学） 鹿毛敏夫・著 「月のえくぼを見た男 麻田剛立」 くもん出版、本体価格1,400円+税 江戸期の天文学者麻田剛立の伝記を子供向けに書いた書籍であるが、われわれ大人が読ん でも知らなかったことは多い。剛立の弟子が高橋至時、間重富、西村太沖などである。さ らにその孫弟子に伊能忠敬と続く。天文測量と地形測量との技術的な融合が図られようと していた時代の話である。夏休みに子供さんに読ませてほしい本である。 (瀬戸島政博：測量協会) ■測量協会イベント情報のお知らせ ◎セミナー �．機璽戰ぅ▲�デミー「地理空間情報イブニング・セミナー(第5回)」17時より 講師 村井俊治、東京大学名誉教授 日時 平成20年9月25日（木）17時〜18時30分 演題 「高分解能衛星画像からの地図作成とその精度」 内容 一般に2.5mより高い分解能の衛星画像を高分解能衛星画像（HRSI）と呼んでい る。日本が打ち上げたALOS PRISMもHRSIの一つである。ALOSは、2万5千分の1 の地形図が出来るという"触れ込み"で打ち上げられた。国際的にも国内的にも、 果たしてALOSから2万5千分の１の地図が出来るか否かが議論され、話題になっ た。スイスのアーミン･グリュン教授と一緒にPIとして検証研究に取り組んだ 研究成果の「裏情報」を交えて真相に迫る。 参加費 会員(特別会員含む)は無料 非会員は2,000円 会場 (社)日本測量協会 研修室(文京区小石川) CPD対象セミナー 問合先は サーベイアカデミー事務局 03-5684-3360 （廿楽実：測量協会） ■国際活動 第８話 国際活動第8話 ホワイトエレファント集合 以前に紹介したホワイトエレファントクラブのメンバー15人が北京で開催された国際写 真測量･リモートセンシング学会（ISPRS）に集まった。全20人の内15人が集まったのだか ら、メンバーのISPRS国際会議に対する思い入れがいかに強いかがわかる。最高年齢者は、 ロシアのイワン・アンテイポフで82才、最小年齢は、ギリシャのペトロス・パデイアスで 59才である｡70才以上が5人いる。 2008年7月6日の日曜日の午前に集会を開いた。日曜日以外はそれぞれ予定があるので、 仕方ない。活動報告をスイスのアーミンと私が行った。今まで、ホワイトエレファントセ ッションを4回行った。2006年の東京で行われた第6部会のシンポジウム、2006年のモンゴ ル、ウランバートルでの第27回アジアリモートセンシング会議（ACRS）、2007年のクアラ ルンプールでの第28回ACRSと今回北京のISPRS大会での4回である。いずれも、｢論文の書 き方｣、｢プロポーザルの書き方｣、「プレゼンテーションの仕方」の3つの講義をそれぞれ 30分、若手の学生や研究者に行った。いずれも満員の盛況であった｡講師は、スイスの アーミン・グリュン教授、ドイツのゴットフリード・コネツキー教授に私の3人である。 集会では活発な意見が出され、正式にISPRSの中に組織として認めてもらうことになっ た。現在のISPRSの役員の大半がメンバーなので意思決定は早い。ISPRSの中に「知識移転 ；Knowledge Transfer」なる委員会を設け、年配者の知識をいかに継承するかを検討する ことになった。ホワイトエレファントセッションの反響を見て、無視できないのであった。 集会後、五洲大飯店の中華料理屋で奥さん連中も入れて昼食パーテイを行った。私は日 本酒、中国の李大徳教授はマオタイ酒を持ち込み、昼から酔っ払った。みんなで集合写真 を撮影。老いても意気盛ん。ネーミングをし、幹事役となった私としても、嬉しい集まり だった。ITCの学長のマーテイエン・モレナー教授(今回第6部会の部会長に就任)と、ドイ ツの写真測量の大御所であるフリッツ･アッカーマン教授を新メンバーに加えることにな った。新入メンバーの選出は、全員一致の合意が原則。 ところで、ウィキペデイアの定義によると、「ホワイトエレファント(白象)は、貴重な 生き物だが、維持するのに費用がかさみ、役に立たない生き物」とある｡しかし、前にも 書いたが、タイでは、白象は王様のみが飼育できる高貴な生き物である。我々は、白象で もまだ役に立つことを証明した。2年後の2010年の7月4日にISPRSの百周年記念が発祥の地、 ウイーンで開催される時再会を約束して、解散した｡ 老いて盛んなる集まりだった。 (村井俊治 2008.7.21) ■ちょっと・ちょっとコーナー 今月は特にありません。 ■スペーシャリストの会 連絡事項 平成20年度スペーシャリストの会総会 開催予定 日 時 10月3日(金) 午後3時より 会 場 測量協会 303号室(3階) 総会次第 平成19年度事業報告・平成19年度会計報告・平成19年度会計監査報告 平成20年度事業計画(案)、平成20年度予算(案) 等 特別講演について 村井俊治(スペーシャリストの会顧問)・栗原光二(�蟾馘攤得幻Φ羹衂甬擲�発部長) 総会終了後懇親会予定 （廿楽実：測量協会） ■編集後記 石油高騰の影響を受けて夏休みの海外渡航者数は減少傾向とのこと。勿論、お盆期間中 の国内の民族大移動にも影響が出ているようです。皆様の夏休み取得計画はどのようにな っていますか？ やはり８月中旬の今頃が一番多いのでしょうか？ 夏休みをきちんと確 保し十分英気を養って後半戦に備えましょう。 （編集委員長） ──────────────────────────────────────── All Rights Reserved, COPYRIGHT(c) Spatialist Club 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