| タイトル：スペーシャリスト会報 Vol.61 | 発行日時：20012年1月16日14時10分45秒 |
| ┏ Magazine from Spatialist Club ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 20012年1月16日 ◇ スペーシャリスト メールマガジン ◇ vol.61 発行元：スペーシャリストMM事務局 http://www.capnet.jp/spatial/ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ INDEX ：＊空間情報総括監理技術者 技術認定登録更新の重要なお知らせ ＊ニュース・ラウンジ ＊企画委員会・各支部活動報告 ＊リレーエッセイ＜空間連携＞ ＊コラム ＊空間情報関連便利グッズ / Web & Blogの紹介 ＊測量協会イベント情報のお知らせ ============================================================================ ★★★空間情報総括監理技術者 技術認定登録更新の重要なお知らせ★★★ ○「測量CPD」に登録済みでしょうか、ご確認ください。 →学習履歴台帳登録がなされていなければ、あなたの学習ポイントは登録できません。 CPDポイント数はゼロのままとなり、認定資格の登録更新はできません。 ○SUCCESS上で、あなたのCPDポイント数を必ずご確認ください。 →5年間に定められたCPDポイント数を取得できていない場合は、認定資格の登録更新は できません。 ○認定資格の登録更新には、下表に示すCPDポイント数が必要です。 登録年 第1回更新時(5年) 第2回更新時(5年) H17年10月 25ポイント 40ポイント H18年10月 〃 〃 H19年10月 〃 〃 H20年10月 〃 〃 H21年10月 〃 〃 H22年10月 〃 〃 H23年10月 〃 〃 ○技術認定登録の有効期間は、登録更新年度から起算した5年後の該当年度末日とする。 例 平成23年度登録者は平成28年度末日(H29.3.31) ○登録更新の有効期限切れの方は、公開する認定技術者名簿から抹消されます。 ★詳細については、(社)日本測量協会HP(空間情報総括監理技術者の「空間情報技術認定規 則」)をご覧ください。（事務局） ============================================================================ ■ニュース・ラウンジ SP会員の皆様、新年明けましておめでとうございます。 昨年3月の大震災からあっというまに10ヵ月が経ちました。この間被災地では復旧・復 興の取り組みに地理空間情報が多いに活用され、また被災地以外でも防災対策の見直し等 の取り組みが始まり、昨年は改めて地理空間情報活用の重要性が認識された年であったの ではないかと思います。こうした中、地理空間情報活用のための新たな取り組みが動き出 しています。今回は「フレッシュマップ2011」と「社会基盤情報流通推進協議会」を紹介 します。 １．フレッシュマップ2011 国土地理院は地理空間情報活用推進基本法の基本計画に基づき基盤地図情報を整備し、 平成21年度からはこれを基とする電子国土基本図の整備を開始しましたが、フレッシュマ ップ2011は外部の関係機関と連携して電子国土基本図を適宜更新し、スピーディな提供が できる体制の確立を目指すというもので昨年10月に発表されました。詳細は国土地理院の 次のURLに紹介されています。 （http://www.gsi.go.jp/kikakuchousei/freshmap2011.html） 利用者にとって地理空間情報は常に正しく新しい状態であることが重要ですが、例えば 道路工事図面によるリアルタイムな更新、といった方法は今までも様々な検討がなされて きたところですが、国土地理院の今後の方向性を明示したものと考えられます。 ２．社会基盤流通推進協議会 東京大学空間情報科学研究センター寄付研究部門「空間情報社会研究イニシアティブ」 が運営した「地理空間情報流通実験コンソーシアム」（平成21年8月から平成23年3月） の後継となるもので、昨年9月に設立されました。詳細は次のURLに紹介されています (http://aigid.jp/GIS/index.html)。 地理空間情報を提供するサービスは既に産学官の様々な機関で取り組まれ、インターネ ットの世界では様々な地理空間情報を閲覧することができます。しかし、社会基盤（イン フラ）を扱う分野においては、より正確で新しい地理空間情報の利用が必要であり、様々 な関係機関が連携しなければなりません。そのために、技術的・制度的課題を整理し、実 運用の枠組みの構築を目指して活動を推進するものと考えられます。 公共事業全体が縮減傾向をたどる中、一方で自然災害が多発する我が国にとって、社会 資産を計画的かつ効率的に維持発展させることが今後一層重視されると思います。地理空 間情報がその基礎情報として極めて重要であることは云うまでもありません。今までは既 存の図面や資料を電子化して業務効率の改善を図る、といったところを重視した取り組み が進められてきたと思いますが、今後はさらに様々な地理空間情報を連携させることで、 社会資産を維持発展させ、同時に大規模災害に対しても迅速な対応が図れる仕組みを実現 が求められます。 今年は、このような取り組みの契機の年になるのではないか、とも考えています。本年 もよろしくお願いいたします。 （住田 英二：スペーシャリストの会副会長） ＜編集委員会よりお知らせ＞ ２月号は高さんの担当です。 ■企画委員会・支部活動報告 開催はありませんでした。 ■リレーエッセイ スペーシャリスト会会員の皆様、新年あけましておめでとうございます。 弊社の田中さんよりバトンを受け取りましたパスコの坂田と申します。福岡市内に住ん でいます。 皆様、今年の正月は、短かったですが、ゆっくり出来ましたでしょうか？ 寒さが厳しくなってくるなか、あっという間に年度末を迎え、今年度も残すとこ2カ月半 となりましたが、健康管理には十分気をつけて頂ければと思います。 さて、今回は、野球ネタ、駅ネタで話させて頂きます。 野球ネタで福岡と言えば、なんと言ってもソフトバンクのＣＳ突破と日本一達成！！喜 ばしい限りです。しかしながら、今年度は、表ローテーのホールトン・和田・杉内の3人が 抜けるのに加えて川崎まで抜けるので、冷静に考えたら笑えないですね。今年は、リリー フに負担のかかる年になりそうですが、若手のチャンスが増えるという意味で・・・新し い体制を見守っていきたいと思いますので応援よろしくお願いします。 次に、駅ネタと言えば、新駅ビル（ＪＲ博多シティ）の誕生でしょうか。 御存知の方もおられるかと思いますが、阪急百貨店や東急ハンズ、シネマコンプレック ス「Ｔ・ジョイ」などが入居する駅ビルで、昨年3月に誕生しました。その影響でしょうか、 キャナルシティや天神が寂しくなった気がします。 先日、家族サービスを兼ねて子供を 映画に連れて行きましたが、博多駅で十分楽しめることを実感しました。いろんな意味で の誘惑が多く、気がつけば、人混みの多さに人酔いしながら、堂島ロールケーキを並んで 買って終了でした。（とても美味しかったですよ） 皆さんも、福岡に来られる機会がありましたら、是非とも博多駅を探索されてください。 改めまして、皆様、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 次回は、同じ福岡で一緒にお仕事をともにしました弊社(株式会社パスコ)の福岡 正秀さ んに、バトンタッチしたいと思います。 （坂田直貴：パスコ） ■コラム ●執筆順番 2011年12月号 高本（アジア）、大島（パスコ）・・・ここからH23会員 2012年1月号 古川（パスコ）、近藤（パスコ） 2月号 木寺（日本測量協会）、田澤（パスコ） 3月号 南澤（パスコ）、堀川（パスコ） 4月号 荒井（東武計画）外立（ﾅｶﾉｱｲｼｽﾃﾑ） 5月号 辻（アジア）、真壁（アジア） 6月号 鈴木（パスコ）、相原（アジア） 7月号 清水（アジア）谷森（東武計画） 8月号 松永（大日ｺﾝｻﾙ）、佐藤（パスコ） 9月号 今村（朝日）、堀川（国際） 10月号 吉川（パスコ）菊池（パスコ） 11月号 嶋（アジア）、岩崎（パスコ） 12月号 坂口（アジア）、山田（国際） 2013年1月号 恩藤（アジア）岡本（復建調査設計）、時永（HRS） ■コラム 私の「三種の神器」 明けましておめでとうございます。2012年も幕を開け今年は希望に満ち溢れた年になる ことを祈るばかりです。 さて突然ですが、今皆さんにとっての「三種の神器」は何ですか？ 無論、天照大神から授けられたという鏡・剣・玉の宝物の方ではなく家電類の方です。 40オーバーの会員の皆さんには、馴染みの言葉と思いますが、「三種の神器」の歴史は 以下のようです。 「三種の神器」とは、1950年代後半の神武景気の頃に、豊かさや憧れの象徴として「白 黒テレビ・洗濯機・冷蔵庫」が初代で、高度成長期の60年代には、「カラーテレビ・クー ラー・自家用車」が二代目に。平成に入ってからは、デジタルカメラ・DVDレコーダー・薄 型大型テレビのデジタル家電が三代目として「新・三種の神器」と呼ばれていたようです が、最近では個人的に「電気自動車、ソーラー発電、スマホ」辺りになるのでしょうか・ ・・？ 時代とともに家事軽減から余暇充実さらにはエコ？と、その役割も変化しているようで す。 そんな中、今年自分の中で「三種の神器」として、是非に！！と考えているのがスマホ です。既にお使いの方も多いかと思いますが、未だ携帯派の自分としては是非とも手に入 れたい一品です。その理由は第一に「子供に先を越されたくない！！」次いでハード、コ ンテンツ、通信環境等の充実による実用化の目処が理由になります。年末とあるオレンジ 系ショップでナビゲーションや地図連動のアプリを体験したところ、コンパスやセンサー 類の進化により、思った以上に快適便利で、また大画面も老化の進んだ目に優しく意外な 決め手となりました。 子供に教えられる前に、是非ともG空間の先駆者として使いこなさなければと思う今日 この頃です。 親父の威厳を保つためにも、今後不可欠なアイテムのようですが皆さんは如何でしょう か？ (古川 力：パスコ) ■コラム 「デジタル写真測量と先進運転支援システム」 13年間乗り続けた車がどうも調子が悪い。高速道路でパンク走行したことが原因なのだ ろうか、リアサスペンション周りが不調である。 車検の予約ついでに、馴染みのディーラー担当：Ｋ君に診てもらうことに。 「あー、こりゃ寿命ですね。交換するしか術が無いですね。」 （どうやら単純に部品の経年劣化が原因のようだ。） 「交換も良いですが、結構な額が掛かるのでそろそろ買替考えませんか？」 （結局、うまいこと乗せられて車の説明を受けるはめに。） そこで目に留まった技術が先進運転支援システムEyeSight（アイサイト）である。 車載した2台のCCDカメラにより前方状況を立体的に認識、画像処理システムを用いて 取得したステレオ画像情報をリアルタイム処理して、ブレーキやエンジン出力、トランス ミッション制御を行うと共に、運転者に警報音やメータ表示で注意喚起すると言う。この 技術原理そのものは我々の属する地理空間情報の分野では目新しいものでも無く、さしず めデジタル写真測量の応用と言ったところか。情報工学の分野ではステレオビジョンと呼 ばれている技術である。 しかしながら、製品化する上で、リアルタイムの画像認識と緻密な自動車機構の制御に は開発技術者の相当な苦労と努力が垣間見られる。 一方、我々はデジタル写真測量の技術を用いて、日々苦労を重ねながら、より高精度の 道路基盤地図情報の整備に励んでいる。 同じステレオビジョンの技術原理を基にしたEyeSight（アイサイト）と道路基盤地図情 報。これらを組み合せることで車が安心・安全に自動走行できる日がすぐそこまで来てい るのかも知れない。（見積書を見ながら、ちょっと高いなと思っていると・・・） 「僕も今年は営業的に厳しいので値引きは精一杯努力させて頂きますよ。」 （おー、さすがＫ君。） どうやら「技術力＋価格競争力」が求められる点も同じようである。 （近藤弘崇：パスコ） ■空間情報関連便利グッズ / 書籍の紹介 今回はございません。情報をお待ちしてます。 ■測量協会イベント情報のお知らせ ○第25回地理空間情報イブニング・セミナー グリーンエネルギー事業における空間情報技術の活用 −分散型エネルギーが普及する時代に向けて- 講 師: 船橋 学 氏 （国際航業�蠹貽�本事業本部第一技術部） 日 時 平成24年1月31日（火）16時〜17時30分 会 場 日本測量協会 研修室 参加費 会員は無料、非会員は2,000円 CPDポイント 測量CPDを1ポイント発行 募集人員 先着50名 詳しくは、http://www.jsurvey.jp/k-academy240131.pdf （廿楽:測量協会） ■ 編集後記 今年は空間情報総括監理技術者の数が200名前後になると予想されます。益々、各支部 を含めてＳＰ会としての活発な活動、交流につながればと思います。本年もメルマガの 発行につきましては、皆様のご協力、何卒、宜しくお願いいたします。 （編集委員長） ──────────────────────────────────────── All Rights Reserved, COPYRIGHT(c) Spatialist Club このメールマガジンを紹介したい方は各自の責任で転送しても結構です。 ──────────────────────────────────────── |
|
| 戻る | |
| CGIの匠 |