| タイトル：スペーシャリスト会報 Vol.67 | 発行日時：20012年7月15日13時29分3秒 |
| ┏ Magazine from Spatialist Club ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ 20012年7月15日 ◇ スペーシャリスト メールマガジン ◇ vol.67 発行元：スペーシャリストMM事務局 http://www.capnet.jp/spatial/ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ INDEX ：＊空間情報総括監理技術者 技術認定登録更新の重要なお知らせ ＊ニュース・ラウンジ ＊企画委員会・各支部活動報告 ＊リレーエッセイ＜空間連携＞ ＊コラム ＊空間情報関連便利グッズ / 書籍の紹介 ＊測量協会イベント情報のお知らせ ============================================================================ ★★★重要なお知らせ★★★(平成23年12月〜平成24年11月・１年間掲載） お知らせ その１： ◇空間情報総括監理技術者 技術認定登録更新について ○「測量CPD」に登録済みでしょうか、ご確認ください。 →学習履歴台帳登録がなされていなければ、あなたの学習ポイントは登録できません。 CPDポイント数はゼロのままとなり、認定資格の登録更新はできません。 ○SUCCESS上で、あなたのCPDポイント数を必ずご確認ください。 →5年間に定められたCPDポイント数を取得できていない場合は認定資格の登録更新は できません。 ○認定資格の登録更新には、下記に示すCPDポイント数が必要です。 登録年 第1回更新時(5年) 第2回更新時(5年) H17年10月 25ポイント 40ポイント H18年10月 〃 〃 H19年10月 〃 〃 H20年10月 〃 〃 H21年10月 〃 〃 H22年10月 〃 〃 H23年10月 〃 〃 ○技術認定登録の有効期間は、登録更新年度から起算した5年後の該当年度末日とする。 例 平成23年度登録者は平成28年度末日(H29.3.31) ○登録更新の有効期限切れの方は、公開する認定技術者名簿から抹消されます。 詳細については(社)日本測量協会HP 空間情報総括監理技術者の「空間情報技術認定規則」 をご覧ください。 お知らせ その２： ◇登録事項変更届出について 登録事項に変更が生じたときは、すみやかに「登録事項変更届出」の手続きを行って下さ い。様式は下記のホームページに掲載してあります。 URL :http://www.jsurvey.jp/gissv/touroku.htm （事務局） ============================================================================ ■ニュース・ラウンジ「最近の30代技術者の離職(途中退社)増加」ついて思うこと 測量界および建コン界では30代技術者の途中退社が急増しているようである。皆さんの 会社や職場では如何であろうか。 建設通信新聞(2012.5.8(火))によると、建コン協会の調査結果では離職年代は30代が半 分近くを占め、100億円以上の売上げのある企業では70％にも達しているようだ。さらに、 売上げ規模が10億円程度の企業の場合でも離職者の50％以上が30代であるようだ。 離職の最大の理由は、「業界・会社の将来への不安」と「転職」を挙げているようで、 前者が26％、後者が19％に達している。また、その転職先は、他事業・同業他社・地方公 務員がそれぞれ30%程度であるようだ。国家公務員と地方公務員への転職を合計してみた 場合、40億円〜100億円未満の売上げ企業での30代離職者のうち約52％、100億円以上の売 上げ企業では約62％に達しているとのこと。若手層の公務員への転職が多い実態が浮き彫 りにされる。 また、同紙によれば最近３年間でみた場合、メンタル疾患の発生率が30代では高く、20 代が約7％、40代が約14％に比べて、30代では約25％に達している。 私たちの周りの30代技術者の群像をながめてみると、大学を卒業して10数年が経ち、 技術士の資格が取得できたか、あるいは取得に向けて挑戦中の世代であろう。また、仕事 上では、主任技師のような公的な立場での管理者ではないが、準主任技師として仕事の中 心的な役割を担っている世代でもあろう。加えて、わが国の人口ピラミットからみれば、 第二次ヘビーブーム世代かその直後の世代であり、その後に続く20代の世代人口が極端に 少ないため、企業内では生産活動の稼ぎ頭ではあるが、部下や後輩らの下支えのない状態 で業務を遂行している世代ではないかと想像される。 今は昔、40年も前のことであるが、卒論指導を受けていた恩師から、「20代・30代は目 の前に来る仕事に好き嫌いを言わず、何事も前向きに取り組んでいれば、40代になる頃に は傍からも認められ、自分にも自信が持てるようになるよ」とアドバイスを頂いたことが あった。現在のような複雑な社会情勢の中では、なかなかこの言葉通りには事は進まない と思うが、でも、30代技術者は自分なりの考えを持ち、独自の判断基準が備わる世代でも あり、技術者人生の中で最も多種多様な仕事を経験できる貴重な時期である。そのような 世代の技術者に離職増加が起きていることは、次代を担う人材喪失であり、企業にとって も大きな打撃であろう。 私たちの世界から30代技術者の離職増加を少しでも緩和できるように、スペーシャリス トの会としても支援策を考えていきたい。 （瀬戸島政博：日本測量協会） ＜編集委員会よりお知らせ＞ ８月号は林さんの担当です。 ■企画委員会・支部活動報告 ◆関西支部 開催日時：平成24年6月8日（金）15:00〜17:00 開催場所：株式会社アスコ 本社2Ｆ会議室 大阪市西区江之子島1-10-1 出 席 者：内田（アジア航測）、岩切（パスコ）、西村（アスコ）、平田（国際航業）、 藤井（写測エンジニアリング）、船田（パスコ）、村田（国際航業）、 前出（事務局） 欠 席 者：相原（アジア航測）、森（アジア航測）、辻（アジア航測）、森田（パスコ）、 吉岡（パスコ）、河野（パスコ）、田中（パスコ）、白井（朝日航洋）、 大石（国際航業） １．議題 （１）報告・確認事項 �〜芦鶺鳥�録の確認 （２）討議事項 �（神�24年度技術士一次試験対策講座の開催に向けて ��第２回関西支部イブニング・セミナーの開催について （３）第９回勉強会（担当者：村田氏） （４）その他 ２．議事内容 （１）報告・確認事項 �〜芦鶺鳥�録確認 議事録内容は了承された。 （２）討議事項 �（神�24年度技術士一次試験対策講座の開催に向けて ・受付時に回収する参加者の専門分野に関する質問回答を参考に、希望者への専門科目 選択や受験準備等への助言を行う。 ・過去問題等が掲載されたホームページについて、受験者へ紹介する。 ・当日の説明資料に変更がある場合、講座当日、変更ファイルを会場に持参する。 ��第2回関西支部イブニング・セミナーの実施について ・第２回関西支部イブニング・セミナーは、10月5日（金）を候補日として、会議の後、 実施を予定する。 ・第２回の講師は、講師の謝金及び交通費等の取扱いが確認できた段階で、本部実施の イブニング・セミナーの講師の中から依頼する。 ・外部講師へ講義を依頼する場合の交通費等の経費支出について、支部長が本部企画委 員会にて確認を行う。 ��Web版イブニング・セミナーについて ・本部実施による関西Web版イブニング・セミナーの開催予定日と、日本測量協会関西 支部実施の行事開催日とが重なることが多いので、双方を事前に調整するため、本部 実施のイブニング・セミナーの年間開催予定日を早めに知らせて貰いたい旨を本部に 要望する。 （３）勉強会 第9回勉強会として、資料−3に基づき村田氏（国際航業）よる講義が行われた。 【内容】 ・航空レーザ計測データを活用した災害実態の早期把握 ・降雨連動型斜面危険度評価システム （４）その他 ・次回会議は、8月10日（金）午後3時から、�螢▲好害餤勅爾嚢圓Α� ・次回勉強会は相原氏（アジア航測）、次回議事録作成は田中氏（パスコ）。 （文責：パスコ 船田） ◆企画委員会 日時：平成24年7月11日（水）13：00〜15：00 会場：日本測量協会 303号室（3F） 出席者：瀬戸島、住田、林、望月、秋山、早川、大伴、大友、村木、大山、藤井、 廿楽（事務局） 欠席：中舎、池田、鈴木、高岸、田中、津留 □議事 1.今回の議事録の作成者 村木 2.前回議事録の確認 3.報告事項 (ア)各支部活動報告（中部、東北、関西、東京） �‥豕�支部（住田） 8月1日に測量年金会館において、「SPの会」東京支部独自で技術士試験対策の講演を行 う。これに伴い、会場費として1万円を「SPの会」の会費から支出することに関して企画 委員会の承認。（注意：この講習会はCPD対象とはならない） ��関西支部 関西支部でもイブニングセミナーをやる場合、講師を外部から招聘したときの謝金や交 通費に関して「SP会」の会費から支出が可能か？ 「SPの会」企画委員会としては、イブニングセミナーは、日本測量協会が主催でありあ くまで、講師の派遣等にかかわる準備を行うと言う役割と考える。よって、基本的に「SP の会」として独自にイブニングセミナー等を行うことは現状としては無い。日本測量協会 の関西支部と協議の上検討することとする。 �Ｅ賈婿拮堯‘辰砲覆� �っ翩�支部 特になし �ズ８紊痢�SPの会」の会費支出に関して、「SPの会」企画委員会に上申し、企画委員の検 討を経て承認することで可能とする。今後、この方針を徹底することを確認した。 (イ)MM誌の記事等について 池田氏欠席のため特になし (ウ)日測協主催「地理空間情報技術セミナー」講師について 9月からスタート、講師に関しては依頼済み (エ)第29回イブニングセミナー 日時：平成24年9月18日（火）16：00〜17：00 場所：日本測量協会 研修室 演題：「−マルチGNSSによるネットワーク型RTK配信への期待と現状−」 講師：細谷素之（電子基準点を利用するリアルタイム測位推進協議会） 関西・中部でWebを利用した聴講を行う場合はSP会の関西支部と中部支部と調整を行う。 (オ)公開講座 特になし 4.討議事項 (ア)月刊「測量」スペーシャリストの会コーナーの分担執筆の確認 ��6回シリーズ：第11弾「防災・減災」 （1）第1回：アジア航測 （2）第2回：パスコ （3）第3回：朝日航洋 （4）第4回：国際航業 （5）第5回：東北支部 （6）第6回：東日本総合計画 (イ)日本写真測量学会北信越支部セミナー講師派遣の件 �ー＿鵑�9月以降に調整する (ウ)新規出版物の検討（住田副委員長からの提案） �．織ぅ肇襦�測量系技術者のための技術文章作成ノート（提案書作成のために必要となる 分析術） ��4章程度の構成で、50ページ程度のものを想定する。 「SPの会」企画委員会として今後検討する。 (エ)「SPの会」ホームページ立ち上げの件 �／生彊儖�の現時点でのHP立ち上げ調査資料を基に今後、「SPの会」企画委員会として検 討を行う。 ��現段階では、神原委員提案のCMSを用いて構築する方法を採用したい。 ただし、各委員からの意見等を求めた上で決める。意見等は会長宛に連絡。 5.次回予定 日時：平成24年度9月18日（火）13：30〜15：00 場所：日本測量協会３F会議室（301室） 6.総会予定 日時：平成24年度10月30日（火）時間未定 場所：測量年金会館 ■リレーエッセイ 国際航業の花村です。弊社・小野博之さんからバトンが廻ってきました。 弊社では、今年度も新入社員が数十名入社し、研修・試用期間もそろそろ終えて正式配属 となる予定です。私の部門にも配属予定で、とても楽しみにしています。ただ・・・ここ 数年、継続的に新入社員を扱ってきましたが、仕事もそれ以外もなかなか噛み合わないこ とも多く、自分も歳を取ったなと嘆いています。SP会の皆さんは、いかがでしょうか？そ ろそろ、平成生まれも入社している頃ですよね。 毎年、新入社員の"タイプ"なるものを発表している団体があります。新聞等でも取り上 げられるので、皆さんもご存知かと思います。世相を反映したこじつけっぽいところもあ るのですが、お偉い方の新年度の挨拶には持ってこいのネタとなっている会社も多いので は（弊社でも毎年のように・・・）。この取り組み（？）も来年度で40年目を迎えるとの こと。 今年度は『奇跡の一本松型』だそうで、かなり無理矢理感を感じます。昨年度は、震災 後ということで発表はなかったのですが『はやぶさ型』に内定していたようです。宇宙探 査機のはやぶさです。意味は、「最初は音信不通になったり、制御不能になったりでハラ ハラさせられるが、長い目で見れば期待した成果をあげることができるだろう」とのこと。 昨年度の新人を抱える皆さんは、もうちょっとの辛抱です。この機会に、過去に発表され たものを見てみたのですが、面白かったのは『テレフォンカード型（昭和62年度）』で、 意味は「一定方向に入れないと作動しないし、仕事が終わるとうるさい」だそうです。 現在、入社26年目の方がこれに当たります。いかがでしょう？？ご自身の入社年度は何型 なのか、昭和48年度以降の入社の方はHPで公表されていますので、調べてみてはいかがで しょうか。 次回は、SPの会・関西支部の藤井雅雄さん（写測エンジニアリング）にバトンをお渡し します。突然のご指名をお許しください。 （国際航業 花村嗣信） ■コラム ●執筆順番 2011年12月号 高本（アジア）、大島（パスコ）・・・ここからH23会員 2012年1月号 古川（パスコ）、近藤（パスコ） 2月号 木寺（日本測量協会）、田澤（パスコ） 3月号 南澤（パスコ）、堀川（パスコ） 4月号 荒井（東武計画）外立（ﾅｶﾉｱｲｼｽﾃﾑ） 5月号 辻（アジア）、真壁（アジア） 6月号 鈴木（パスコ）、相原（アジア） 7月号 清水（アジア）谷森（東武計画） 8月号 松永（大日ｺﾝｻﾙ）、佐藤（パスコ） 9月号 今村（朝日）、堀川（国際） 10月号 吉川（パスコ）菊池（パスコ） 11月号 嶋（アジア）、岩崎（パスコ） 12月号 坂口（アジア）、山田（国際） 2013年1月号 恩藤（アジア）岡本（復建調査設計）、時永（HRS） ■コラム ｢生涯現役を目指して｣ 先月から、身体を鍛えるべくトレーニングを開始した。正しくは鍛え直すである。今か ら１８年前、当時社会人３年目の２０代半ばの私は極真空手道場に入門した。最初は運動 不足とストレス解消が目的であったが、徐々に空手の魅力にハマっていった。仕事の傍ら の趣味の範囲、下手の横好きではあるが、いくつかの試合を経験し、念願であった黒帯を なんとか取得することができた。最後に試合に出場したのは４年前の夏、全日本選手権の 選抜を兼ねた関東選手権大会であった。結果は１回戦判定負け。ここで終わりにはしたく なかったが、力量や年齢的な限界もありこの試合を最後にした。試合などの目的がないと トレーニングにも身が入らず、また仕事や資格受験などが多忙なこともあり、気がつけば 道場から足が遠のいていった。 ３ヶ月ほど前に、昔の空手仲間と軽く手合わせする機会があった。ブランクはあるもの の、ある程度は渡り合えると思っていたが、そうは甘くなかった。基礎体力や技へ反応が すっかり低下していたことにより、あらためて継続することの重要性を認識した。 技術者においても同様に、技術の研鑽・継続が非常に重要である。空間情報総括監理技 術者や技術士資格は、空手や武道でたとえるなら黒帯に値するであろう。黒帯（資格）取 得だけを目的にしたのでは、ここをピークに能力は下降の一途を辿り、その力を発揮する ことができなくなるであろう。 ｢千日をもって初心とし、万日をもって極みとする｣という武道の格言がある。これを技 術者社会にたとえると、千日は経歴５年の独り立ちした技術者。万日は経歴４５年の熟練 技術者。万日をもって極めた経歴４５年の技術者は、大学卒業後２５歳から社会人になっ たとして、ちょうど７０歳にあたる。※年間労働日数を２２０日程度とした場合 スペーシャリストの会で標榜・推奨している｢７０歳現役時代｣に自然と重なる。７０歳 を極み（頂点）とすれば、その余力で８０代現役続行も可能ではなかろうか。 これを機に、空手と仕事の技術スキルともに｢万日をもって極み｣を目標として、まずは 身体を鍛え直すべくトレーニングを再開した。繁忙期を過ぎた今の時期、会社帰りや土日 を利用して、週に２〜３回ほどトレーニングをしている。内容は筋力強化のためのベンチ プレスやスクワットなどのウエイトトレーニング、心肺機能や体幹強化のための走りこみ、 空手スキル向上のためのサンドバックやミットの打ち込み、スパーリングなど。しばしば ヒートアップしてしまうこともあるが、若くはないので怪我をしないよう気をつけている。 （清水孝：アジア航測） ■コラム 「アラ50(アンチエイジングのすすめ)」 最近、ひとつの事に集中する力が落ちてきたと感じることが多くあります。物忘れもこ れまた凄まじく、大切なものを無くさないようにとしまっておけば、しまったところを忘 れてしまい、ひどいときは、大切なものの存在すら忘れる始末。 時間の経過も恐ろしく早くて、正月、年度末、ゴールデンウイーク、お盆などの私事は もちろんのこと仕事の打ち合わせ、納期など先々のことを考えるとあっという間にその時 が来てしまう気がします。反対に、過去一週間、一ヶ月前の予定表を眺めると随分と昔の ことのような気がします。以前なら「今日中にここまでやって明日は定時に帰ろう」とか、 「今週は休日出勤して変わりに平日休もう」とか、それなりに自分のプランを立ててそれ を遂行することが可能だったように思えてなりません。 10歳の子供にとって1年間はこれまでの人生の10分の1だが、50歳の人間には50分の １に過ぎない。だから年をとるにつれて時間は短く感じるようになる。これはジャネの法 則と言われる有名な説だそうですが、何となく分かったよう分からないような･･･。 体力的にもそうです。現場作業を一週間通しでやるということは少なくなってきましたが、 たまの現場も暑さ寒さで思うように体が動かなくなり、翌日からだの重いことといった ら･･･。 電車に乗れば、座ると同時に眠りの体制に入り、うとうとしかけたその瞬間ヒューっと 高い場所から落ちるような感覚に身体がビクッとなり、一瞬にして現実世界に引き戻され て、気がつけば周りの乗客から冷たい視線が･･･。これらの事象はいったい何が原因なので しょう？時代。景気。仕事量。重責。自分以外の原因はいくらでも思いつきますが、自分 自身の原因はたったひとつしか思い浮かびません。ご察しのとおり「老い」です。 今回は、アンチエイジングのために、自分でも始めてみようかと思っていることをご紹 介します。まずは腹式呼吸。方法は、鼻から息を吸い込みます。このとき、横隔膜（胸部 と腹部を隔てる膜）を上下させて、吸えば吸うほど腹が膨らむようなイメージで目一杯吸 い込みます。最初は、腹に手を添えてやると意識しやすいようです。吐くときは吸うとき と逆に吐けば吐くほど腹をひっこめるイメージで行います。限界までいったらその状態で 数秒キープ。これを数回繰り返します。この呼吸法を続けることで、横隔膜を活発に活動 させ内臓を刺激し働きを正常に保ったり、風邪の予防や、発声が良くなるといった効果が 期待できるそうです。 もうひとつは、ベタですがウオーキングです。最寄り駅の一つ前で降りて歩いたり、昼 食時などに時間を作って大股、早足で歩きます。腹式呼吸と合わせて行うと高い効果が期 待できるようです。ヒップウォーキングなんてのもあります。骨盤の歪み矯正、お腹周り の引き締め効果が期待できるそうです。床に座って、左右交互に足を曲げながら座骨（お 尻の骨）を足に見立てて歩きます。足の付け根もしっかり使って歩幅を出来るだけ大きく 進む様に心がけます。 お金も場所も必要なく、どれも気軽に始められるので、これを気に始めてみようと思っ ております。皆さんもやってみてはいかがでしょうか？ （谷森秀生：東日本総合計画） ■空間情報関連便利グッズ / 書籍の紹介 ○谷川 彰英・著：『地名に隠された「東京津波」』 講談社＋α新書，定価(本体)：838円(税別) この本の中で、関東大震災(1923年9月1日発生)後に設置された復興局作成の「東京市 高低図」が紹介されています。この高低図と都内の地名の対比から東京津波の危険性や影 響範囲などについて本書では触れています。本書のタイトルから予想される内容とは異な り、津波と地名の関連性についての記載は少ないですが、東京における地名と地形との関 連性を学ぶには良書だと思います。 （瀬戸島政博） ○小泉武栄・監修：『山の「あれなに」図鑑』 日本アルプス・八ヶ岳周辺編 山と渓谷社 本体1,300円(税別) 山でよく見る自然がわかる！をコンセプトに樹木・花・キノコ・コケ・蝶・鳥・動物・ 石・地形・雲・星空・・・など幅広いジャンルで通常数冊必要だった図鑑がポケットサイ ズの1冊に目につきすいものを中心に掲載されている。山地、亜高山帯、高山帯別に構成 されており、ジャンルごとに画と説明があるので、初心者でもわかり易い。調査、ハイキ ング、登山などで山に入るときには本図鑑を携帯してみれば、山への見識がより深まるこ とでしょう。 2012年7月25日発行 （秋山幸秀：朝日航洋） ■測量協会イベント情報のお知らせ □第29回 地理空間情報イブニング・セミナー GPSからマルチGNSSへ ―マルチGNSSによるネットワーク型RTK配信への期待と現状― 講師:細谷素之 氏 電子基準点を利用するリアルタイム測位推進協議会 基盤技術ワーキンググループ座長 日 時 平成24年9月18日（火）16時〜17時30分 会 場 日本測量協会 研修室 詳しくは、http://www.jsurvey.jp/k-academy240918.pdf （廿楽:測量協会） ■編集後記 梅雨の時期となり、特に九州地方で連日、大雨洪水警報が発令され、土砂崩れや河川の 氾濫が頻発してます。ここ近年、ゲリラ豪雨や集中豪雨による氾濫、災害が多く、安心 安全な生活を脅かす事態が続いておりますが、空間情報技術とコンサルティング力を併 せ持って、その対応、対策に貢献したいものです。 (編集委員長) ──────────────────────────────────────── All Rights Reserved, COPYRIGHT(c) Spatialist Club このメールマガジンを紹介したい方は各自の責任で転送しても結構です。 ──────────────────────────────────────── |
|
| 戻る | |
| CGIの匠 |